ボルボ新型ダンプ登場
2025-05-12 14:45:01

ボルボ・グループ・ジャパン、新型油圧ダンプトラック6機種の発売を発表

ボルボ・グループ・ジャパンが新型油圧ダンプトラックを発表



ボルボ・グループ・ジャパンは、2025年5月から順次新型油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー」の6機種を発売すると発表しました。今回は「A25」「A30」「A35」「A40」「A45」「A60」の計6モデルが対象。初めに登場するのは「A35」「A40」「A45」で、7月以降には残りの機種も展開を開始します。

フルモデルチェンジで進化した性能


本製品は約10年ぶりの全面的なモデルチェンジを受けており、悪路での操舵の良さや直進時の安定性が格段に向上しています。これにより、オフロードでの運転性能が更に高まり、重い土砂や砕石を積んだ際の作業もスムーズかつ安全に行えるように進化しました。特に注目すべきは、荷台の「ダンプ操作」に電子制御技術が導入されたことにより、作業効率が大幅に向上した点です。

安全性と快適性を追求したキャビン


新型ダンプトラックでは、キャビンのデザインも刷新。出入口が広くなり、乗り降りがしやすくなったほか、全周囲を見渡せるガラス窓と高性能カメラを搭載することでオペレーターの作業環境が大幅に改善されました。この新しい構造により、安全性はもちろん、作業の快適さも格段に向上しています。

サイズを問わない多様な運用性


本トラックには、路面状況に応じて6輪駆動から4輪駆動への自動切り替え機能や、下り坂での速度制御機能が標準装備されています。また、ボンネット部分に整備箇所を集約し、メンテナンスの効率も高めており、専用のエンジンオイルと高性能フィルターを使用することで、エンジン整備間隔が1000時間に延びており、運用時間の最大化を図っています。

生産性を向上させるテクノロジー


さらに、ボルボの建設機械に搭載されている「Volvo Co-pilotディスプレイ」は、積載量をリアルタイムで把握できる「オンボード計量付きHaul Assist」機能を提供し、積み戻しや過積載を防ぐことに役立ちます。これにより、運行の安全性が向上し、同時に燃費の改善にも寄与します。

新型ダンプトラックの特徴


  • - 直感的な操作性: ディスプレイに必要な情報を2つ表示し、「Volvo Co-pilot」が操作をサポート。
  • - 快適なキャビン: 幅広い視野と高性能カメラで安全性を確保。
  • - 優れたオフロード性能: 自動切り替え機能を備え、多様な路面に対応。
  • - 整備コストの削減: 効率的なメンテナンス体系が採用されており、メンテナンス頻度を減少。

これらの特長を活かし、ボルボはユーザー層の拡大を目指しています。

今後の展開と販売先


新型油圧ダンプトラックの販売は、静岡県の山﨑マシーナリー株式会社、岡山県の第一東洋株式会社を通じて行われます。各機種の詳細は、ボルボの公式ウェブサイトで確認することができます。

新型トラックの登場を機に、ボルボ・グループ・ジャパンはさらなる製品革新とサービスの充実を図るべく取り組んでいきます。これからも、ボルボの新しい機械が建設業界にどのような影響を与えるのか、目が離せません。


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