デフ陸上アスリートの希望、長内智選手
東京パワーテクノロジー株式会社は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進を掲げており、今回特に嬉しいニュースとして、所属するデフ陸上選手の長内智(おさない さとし)選手が、千葉県による「令和7年度 パラアスリート強化・支援事業」の強化指定選手に選ばれました。
長内選手の経歴と活躍
長内選手は、陸上競技のデフカテゴリーにおいて、400mと800mを専門としています。彼は、感音性難聴という障がいを持ちながらも、競技において素晴らしい成果を上げています。特に、2017年のサムスンデフリンピックでは400m準決勝に進出し、2020年のデフ陸上競技選手権大会では400mで優勝。さらには2024年に開催された世界デフ陸上競技選手権大会では、400mの準決勝に進出しつつ、4×400mリレーではデフ日本新記録を樹立するなど、着実に実力を高めています。
2025年東京デフリンピックへの期待
現在、長内選手は2025年に東京で開催されるデフリンピックに向け、着々と準備を進めています。この重要な大会での日本代表選手としての内定も決まっており、今後のパフォーマンスが非常に楽しみです。
D&Iの推進に向けた取り組み
長内選手は、単なる競技者としての活躍に留まらず、社会に向けたメッセージを発信し続けています。彼は小学校での講演や陸上教室の開催を通じて、D&Iの理解促進に努めています。これは、障がいへの理解を深めることが目的で、仲間をサポートし、さらなるパラスポーツの発展に寄与するための活動です。
千葉県によるパラアスリート支援事業
千葉県では、県内で活躍するパラアスリートやパラスポーツチームを支援するプロジェクトを展開しています。この事業は、選手の競技力向上を目的に、トレーニング環境の整備や外部指導者の活用、用具購入、遠征や大会参加費の支援を行うものです。長内選手もこの支援を受けながら、成績向上に向けた努力を続けています。
最後に
長内選手の今後の活躍と大会スケジュール、競技結果に関する情報は、公式アスリートサイトで随時更新される予定です。当社は、選手が多様な環境の中で活躍できる社会の実現に向けて引き続きサポートを続けていきます。皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
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長内智選手の情熱と挑戦は、多くの人々に勇気と希望を与えています。彼の活躍を引き続き応援していきましょう!