ANAと東広島、森林づくり
2025-12-26 15:43:56

ANAファシリティーズが東広島と連携し森林づくりを開始!持続可能社会への道

ANAファシリティーズの森林づくりプロジェクト



2025年12月、ANAファシリティーズ株式会社は、土井木工株式会社、東広島市、賀茂地方森林組合とともに「東広島市森林づくりパートナー協定」を結び、地域の森林資源を活用した持続可能な取り組みを進めることを発表しました。この協定に基づき、企業が森林づくりに参加できる「企業の森」区画が東広島市内に設けられ、森林活動を希望する企業や団体に活動の場を提供する計画です。

「ANAForest」とは?


ANAファシリティーズは、2024年から自社の所有する森林(約133ha)を活用して「ANAForest」というプロジェクトを始動しました。プロジェクトの中核をなす「企業の森」区画には、土井木工が「DOI Forest」として提供される1.0haの森があり、これにより10年間の間に持続可能な森林活動のモデルケースを構築していくことになります。

この取り組みは、企業と協力し、里山資源を活用しながら二酸化炭素吸収林の整備や生物多様性の保全を目指しています。プロジェクトを推進するため、ANAファシリティーズは地域の自治体、森林組合と連携し、より良い社会環境の実現を目指します。

地域社会との連携


今回の協定には、ANAファシリティーズの代表取締役社長近藤博之氏や、東広島市の髙垣市長、土井木工の土井社長、賀茂地方森林組合の川口理事長といった地域のリーダーたちも出席しました。彼らは経済的な価値を生み出しながら、環境保護にも貢献する方法を模索しています。このような取り組みから、地域社会は持続可能な循環型社会へと進化していくことでしょう。

特に「TRACEABLE TREE」の仕組みは、国産木材のトレーサビリティを高める画期的なもので、森から製品に至るまでの透明性を持たせています。これにより、消費者は安心して製品を手にすることができるようになり、また地域の持続可能な林業にも寄与することになります。

森づくりの意義


森林には災害防止や水源かん養といった公益的な機能があり、これを支えるためには、企業や地域住民との協力が欠かせません。「東広島市森林づくりパートナー制度」では、地域の企業が参加することで、森林整備が進み、その結果として地域が活性化することを目指しています。この動きを通じて、地域の価値を再認識し、将来の世代に受け継いでいくことが求められています。

ANAファシリティーズは、地域とともに成長し、持続可能な社会のモデルを築く取り組みを今後も展開していくことを約束しています。これからも、地域の声に応える形での活動を続け、環境への貢献と経済的な価値を両立させた活動を進めていくことに期待が寄せられています。

おわりに


ANAファシリティーズの「ANAForest」は、地域の森林資源を効果的に活用しながら、持続可能な未来を築くための重要な足掛かりとなるでしょう。地域住民や企業がともに手を取り合い、豊かな自然環境を次世代へと引き継いでいくことが今後の重要なテーマです。持続可能な社会の実現に向けた一歩となるこのプロジェクトに、ぜひご注目ください。


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