バッファローの法人向けNASが「JC-STAR」適合取得
株式会社バッファローが、自社の法人向けNAS「TeraStation TS7010シリーズ」が、経済産業省が推進するセキュリティー要件適合評価制度「JC-STAR」に適合したと発表しました。これにより、企業向けに提供されるIoT製品のセキュリティ確保にさらなる信頼性が加わりました。
「JC-STAR」制度とは?
「JC-STAR」は、IoT製品のセキュリティー性能を評価・可視化する制度で、2030年3月より運用が開始される予定です。この制度では、国内外のセキュリティ基準に従った適合基準が設けられ、IoT製品を選ぶ際に「JC-STAR」のラベルを確認することで、適合した安全性の高い製品を選ぶ参考になります。
このような背景から、バッファローは「JC-STAR」の適合商品のラインアップを拡充し続けています。セキュリティー基準の強化は、企業がインターネットを利用する上で非常に重要な要素であり、安全で快適な環境を提供するための重要な取り組みと言えるでしょう。
TeraStation TS7010シリーズの特徴
バッファローの「TeraStation TS7010シリーズ」は、法人向けに設計されたネットワーク接続型ストレージです。その特長として、10GbE(10ギガビットイーサネット)を搭載し、高い性能を誇ります。1,012,000円からの価格帯で、エンタープライズレベルの業務に最適です。
さらに、このNASはセキュリティ機能を強化しています。具体的には、以下のような仕様が組み込まれています。
- - 管理画面へのログインにおいて、初期パスワードの固有化
- - 不正ログイン試行があった場合のアクセス制限
- - 設定値の暗号化
- - 自動ファームウェア更新機能
これらの機能により、万全のセキュリティ対策が施されています。
バッファローの今後の展望
バッファローは「JC-STAR」の運営にも関与し、通信機器適合基準の検討を行うワーキンググループに参加しています。これにより、今後も高度なセキュリティー基準をもって、製品の開発・提供に力を入れていくことでしょう。
企業が安心してIoT製品を利用できる環境づくりは、今後ますます重要性を増していくでしょう。バッファローは、信頼できるパートナーとして、経済産業省の方針に従い、適合商品の拡充を続け、高度なセキュリティを持った製品を提供していきます。
安全なインターネット環境の実現に向けて、バッファローの取り組みは企業経営者にとって非常に心強いものであると言えます。今後の製品展開に注目が集まります。