七五三の季節に考える、子どもたちの未来と医療支援
七五三は、日本の伝統的な行事として知られ、子どもたちの健やかな成長を祝う大切な日です。しかし、この美しい行事を前に、世界の一部では子どもたちが適切な医療を受けられない現実が存在します。特にカンボジアでは、経済の発展が進む一方で、都市と地方の医療格差が広がっています。
カンボジアの医療事情
地方部に住む住民は、けがや病気に関する正しい知識が不足しており、医療機関を利用する習慣も乏しいのが現状です。家庭内での誤解や迷信に基づく治療が行われることも多く、結果的に子どもたちが適切な治療を受けられず、障害が残るケースが後を絶ちません。地域の診療所においても、医療設備や技術の不足が深刻な問題となっているのです。
国際開発救援財団の取り組み
このような状況に対し、国際開発救援財団(FIDR)は1993年よりカンボジアで小児外科の医療支援に取り組んでいます。特に、2017年からは北東部クラチェ州で小児外科医療の拡充に力を入れています。
クラチェ州の住民たちは、地域での研修を受け、けがや病気に関する知識を深めています。研修後にはその理解を確認するためのクイズに参加するなど、地域全体で医療知識を高める努力が続けられています。これにより、地元の人たちは自らの健康を守る方法を学び、より良い医療環境を築くための第一歩を踏み出しています。
日本でのイベント
今回、この支援活動に関わる日本人駐在員とカンボジア人スタッフが来日し、クラチェ州の医療事情や地域との協力による支援の成果や課題についてお話しする貴重な機会が設けられます。このイベントは、現場の声を直接聞くことができるまたとないチャンスです。
開催概要
- - 日時:2025年11月14日(金)19:00~20:30(開場18:45)
- - 会場:お茶の水クリスチャンセンター 4階 416号室
(東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル)
👉 アクセス情報は
こちら
- - 参加費:無料
- - 定員:45名(先着順です)
- - 申込方法:参加申込フォームからお申込みください。
参加申込フォーム(締切:11月13日(木)午前10時)
お問い合わせ
公益財団法人 国際開発救援財団(FIDR) (担当:森本・中川)
〒101-0062東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル3F
TEL:03-5282-5211/E-mail:
[email protected]
URL:
https://www.fidr.or.jp/
このイベントを通じて、私たち一人一人が子どもたちの未来を考えるきっかけになることを願っています。七五三という行事に思いを馳せ、世界中の子どもたちが健康で幸せに育つことを目指しましょう。
私たちの力で、少しでも未来を明るくできるはずです。