再春館の新スキンケア
2025-09-18 11:14:49

再春館製薬所がサンショウ種子を用いた新たなスキンケア研究を発表

再春館製薬所の新たな挑戦



熊本県に本社を構える再春館製薬所は、基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の製造・販売を手掛ける企業として、高い品質と効果を誇ります。最近の研究開発では、サンショウ種子に着目し、その加水分解物が肌のエネルギー工場である「ミトコンドリア」を新生させる効果を持つことが確認され、特許も取得したことが発表されました。

ミトコンドリアとサンショウ種子の関係



ミトコンドリアは細胞のエネルギーを生み出す重要な器官ですが、加齢やストレスによってその機能が低下します。再春館製薬所では、サンショウ種子の加水分解物がこのミトコンドリアの機能を高める重要なタンパク質「TFAM」の発現を促進することを明らかにしました。これにより、シワ・シミ・くすみといった肌のエイジング問題へのアプローチが可能になるとしています。

サンショウ種子は、沿岸地域で広く栽培されており、漢方としても用いられてきたこの植物には、自然の摂理で育まれた生命力が詰まっています。特に過酷な環境で生き抜くための強靭さは、再春館製薬所の研究において貴重な素材として位置づけられています。

ヒト臨床試験の成果



発表された研究内容は「日本生薬学会第71回年会」で発表され、ヒト試験を通じて効果が実証されました。サンショウ種子を配合したクリームを試した結果、ほうれい線の深度が減少したというデータもあり、参加者からは高い評価が寄せられました。

特に、配合クリームを使用した側ではほうれい線の平均深度が改善される傾向が見られ、未配合のクリームに比べて約8.5%の減少が確認されました。これにより、サンショウ種子の効果を実感することができた研究として注目を集めています。

漢方理念の実践と未来への展望



再春館製薬所の自社研究は、漢方の理念を基にしつつ、現代の科学技術と融合することで新たなスキンケアを提案しています。サンショウ種子から得られた成果は、今後の化粧品開発や健康食品への応用も視野に入れる姿勢が伺えます。

特に注目が集まるのは、今後の製品化についての計画です。ミトコンドリアの機能を高めることが期待されていることから、新商品の開発に向けた研究・開発が今後も続けられることでしょう。

再春館製薬所は、自らを「ポジティブエイジカンパニー」と位置づけ、顧客に「いくつになっても明日が楽しみ」と感じてもらえるような製品を開発し続けていく意向を示しています。これからも目が離せない企業となることでしょう。

まとめ



再春館製薬所がサンショウ种子に目を付け、ミトコンドリアの新生を促進させる研究成果は、エイジングケア市場に新しい風を吹き込むことが期待されています。今後の製品展開にご期待ください。


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