新宿アルタの思い出を彩るタモリ壁画が青山に登場
新宿アルタの閉館を受け、タモリさんをモチーフにした壁画が青山のトーキョーミューラルスクエアに登場しました。このプロジェクトを手掛けるのは、ミューラルアートカンパニーのOVER ALLs。壁画は3月9日に完成したばかりで、多くの人々の心を浮き立たせることを狙っています。
壁画制作の背景
新宿アルタの閉館は、ただの建物が無くなるだけでなく、多くの人にとって思い出深い場所が失われることを意味します。新宿スタジオアルタは、待ち合わせの場所として、また『笑っていいとも!』の象徴的存在として親しまれてきました。タモリさんがマイクを持つ姿を描くことで、通りすがりの人々がその頃のワクワク感を思い出し、日常にちょっとした高揚感を取り戻すことを目的としています。
タモリさんの壁画は「ウキウキウォッチング」の精神を込めており、街を歩く人たちの心に響くことでしょう。近年のテレビ界の暗いニュースを思うと、少しでも楽しさを取り戻せたらと考えています。
トーキョーミューラルスクエアの魅力
トーキョーミューラルスクエアは、青山通りに面したOVER ALLsの本社ビルの壁を使った新しい形のメディアです。毎月、話題の人物やトピックを題材にした壁画が描かれ、NYのタイムズスクエアのような存在を目指しています。この活動を通じて、アートとしての発信を強化し、地域の活性化にも寄与しています。
壁画の詳細
- - 作品タイトル: IITOMO!
- - 制作場所: トーキョーミューラルスクエア(東京都港区南青山)
- - 完成日: 2025年3月9日
将来的には、この壁画は新しいトピックに応じて描き変えられる予定で、2025年の春には新たな模様を示すでしょう。
OVER ALLsの理念
株式会社OVER ALLsは、壁画を通して人々を表現者に変えることを目指しています。依頼者の思いを引き出し、コミュニティの歴史や文化を調査して制作します。代表作には、大谷翔平選手や福沢諭吉の壁画、また災害復興をテーマにした作品があり、そのクオリティは高く評価されています。
メインアーティストである山本勇気さんは「ART BATTLE JAPAN 2018」チャンピオンであり、様々なメディアでもその活動が紹介されています。
壁画を通じて、私たちが忘れていた「夢」や「希望」を再発見し、心を沸き立てる感情を呼び戻す活動を続けているOVER ALLs。これからも目が離せない存在であり続けるでしょう。
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