福海道登氏がPacific Meta Venturesの責任者に就任
株式会社Pacific Metaは、国内外のWeb3プロジェクトに貢献するため、新たに投資部門であるPacific Meta Venturesの責任者に福海道登氏を迎え入れたことを発表しました。福海道氏は、ドバイを拠点とするWeb3インキュベーター「FLICKSHOT」のマネージングパートナーとしても知られています。今回は彼の略歴や今後の展望について詳しく見ていきましょう。
福海道登氏の略歴
福海道氏は、九州大学に在学中に独立系VCであるF Venturesでインターンとして経験を積む中で、スタートアップの世界に目覚めました。その後、日本最大級の学生スタートアップイベント「TORYUMON」の責任者も務め、その後 East Venturesに入社。特に注目されたのは、Astar Networkの前身となるStake Technologies社など、スタートアップに対し22社以上の投資を担当した経歴です。
2022年にはアラブ首長国連邦ドバイに移住し、FLICKSHOTを設立。ここでは日本のWeb3スタートアップのグローバル展開を支援する役割を果たしてきました。
FLICKSHOTの活動
FLICKSHOTは、UAEドバイを拠点とし、Web3やブロックチェーンに特化したインキュベーターです。約10億円の資金を調達し、28社への投資を行い、スタートアップの海外拠点移転時の支援やシード投資を通じて、Web3業界全体の成長に寄与しています。
アフリカやインド、欧州市場も視野に入れた投資活動を行っており、ドバイならではの地理的優位性を活かして、国際的なスタートアップとの提携支援も積極的に展開しています。
福海道氏のコメント
就任に際し福海道氏は、FLICKSHOTでの経験を活かしつつ、Pacific Metaとのタッグを組むことでWeb3事業への更なる貢献ができると述べました。彼は、主要なアプローチを持つ両者が協力することで、業界全体にスピーディな影響を与えられると期待しています。
加えて、Web3特化型のVCファンド設立を視野に入れており、国内外の有望なプロジェクトへの投資を通じて、日本からWeb3のスタンダードを創るミッションを実現したいと意気込んでいます。
CEO 岩崎翔太氏のコメント
Pacific Metaの代表、岩崎翔太氏は福海道氏を「若手スタートアップ業界を代表する存在」と評し、これまでの彼の貢献を高く評価しています。両者の信頼関係と共に、スタートアップやWeb3業界をさらに発展させていく強い意志を持っています。
Pacific Meta Venturesの役割
Pacific Meta Venturesは、Web3プロジェクトに特化した投資部門であり、プロジェクトが直面する様々な課題を解決するための支援を行っています。この活動は、Web3のエコシステム全体に貢献することを目的としています。
結論
福海道登氏の就任により、Pacific Meta Venturesは新たな投資戦略をより強化し、国内外のWeb3プロジェクトにおける支援活動を加速させることが期待されています。今後の動きに注目です。