新しい高齢者見守り
2025-01-23 16:32:55

高齢者見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」とDFreeが連携し新たなサービスを開始

高齢者見守りシステムと排泄予測デバイスが連携



高齢者の健康管理がますます注目される中、エコナビスタ株式会社(代表取締役社長:渡邉君人)とDFree株式会社(代表取締役社長:中西敦士)が新たに業務提携契約を結び、画期的な高齢者見守りシステムと排泄予測デバイスの連携を発表しました。両社は、それぞれが持つ強みを活かし、より高齢者のQOL(生活の質)の向上を目指す取り組みを進めていきます。

システム連携の狙い



この提携によって実現するのは、SaaS型高齢者見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」と「DFree」のシステム連携です。具体的には、入居者の睡眠データと排尿に関するデータをリアルタイムで照らし合わせ、総合的に健康管理を行う仕組みです。このデータの連携による効果としては、以下のような点が挙げられます。

1. 排泄に関連する離床・中途覚醒の把握



睡眠中や休息中に中途覚醒や離床が頻繁に見られる高齢者について、「DFree」のデータを活用することで、排泄が原因かどうかを特定可能になります。これにより、スタッフは適切なケアを検討しやすくなり、高齢者の睡眠の質を向上させることが期待できます。

2. 夜間のトイレやおむつ交換のタイミング最適化



「ライフリズムナビ+Dr.」が提供する睡眠データと「DFree」の膀胱状態や姿勢データを照合することで、夜間のトイレ誘導やおむつの交換タイミングの見直しが可能になります。これによって、高齢者の安眠を実現し、施設スタッフの業務負担も軽減されることでしょう。

3. 日中の排泄サイクル改善



また、日中の「DFree」によるデータを分析し、夜間の睡眠データと突き合わせることによって、排泄サイクルを改善できる可能性があります。これが日中の活動促進に貢献し、安眠をサポートする循環を生むことにつながります。

連携の販売戦略



今後、両社は既にサービスを利用している介護施設や医療機関に対し、相互に提案を行い、全国へのサービス拡大を目指します。データ連携によって、より効果的で安全な高齢者ケアを実現し、地域の福祉向上にも寄与する計画です。

CareTEX東京での展示情報



さらに、2025年2月には東京ビッグサイトで開催予定の「第11回 CareTEX 東京」において、両システムの連携機能を実際に見ることができます。ぜひ訪れて、最新の高齢者見守り技術を体験してください。
  • - イベント名: 第11回 CareTEX 東京 '25
  • - 日程: 2025年2月3日(月)~2月5日(水)9:30~17:00(受付開始9:00)
  • - 会場: 東京ビッグサイト南展示棠南3ホール15-24
  • - 参加費: 招待券または来場事前登録で無料

企業情報


エコナビスタは、睡眠解析技術とAIを活用して高齢者見守りシステムを推進しており、DFreeは排泄の悩みを解決するIoTデバイスを展開しています。両社の連携は、介護や医療現場の様々な課題を解決し、高齢者にとってより良い生活環境を提供することを目指しています。

この新たなサービスは、介護の現場にとって大きな助けとなるでしょう。高齢者を見守るための新しい時代の幕開けが、今まさに始まろうとしています。


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