ブライセン、北米走行データを新たに提供
株式会社ブライセンが、アノテーション済みデータセットの新しいラインナップとして、北米で収集した走行データを追加し、販売を開始しました。これにより、AI開発や機械学習の領域での効率化や高精度化が期待されます。
新たにラインナップされた北米走行データの概要
北米横断走行データ
今回追加された北米横断走行データは、ミシガン州からカリフォルニア州までの約6,900kmにわたる走行データです。多様な走行環境をカバーしており、連続データとしても提供することが可能です。これにより、AIモデルの学習や検証において、よりリアルなデータ環境を再現することができるでしょう。
北米特殊シーンデータ
さらに、特殊な走行シーンに関するデータも追加されました。例えば、ニューメキシコ州のじゃり道や、モニュメントバレー内のオフロード(赤土ダート)、アリゾナ州のダート道や森林道、さらには洪水の影響を受けたエリアなど、日本国内では収集が難しい貴重なデータが収められています。
これらの特殊シーンデータは、AIの運転支援システムの開発において、実際の走行環境をより詳細にシミュレートするために役立ちます。
豊富なアノテーション済みデータセット
ブライセンでは、この新たな北米データの他にも、国内外のさまざまな走行環境やシーンを収録したアノテーション済みデータセットを販売しています。これらのデータセットは、学習用や検証用として活用でき、より効果的なAI開発を支援します。
詳細については、以下のリンクから確認できます。
ブライセンデータセットの詳細
お客様のニーズに応えるデータセットの拡充
ブライセンは、アノテーション事業において国内シェアNo.1の実績を活かし、今後もお客様のニーズに即したデータセットを拡充していく方針です。また、カスタマイズ対応も可能で、特定の要求に応じたデータセットの提供が行えます。
お問合せについては、以下の連絡先をご利用ください。
まとめ
このように、ブライセンが新たに提供を開始した北米走行データは、AI開発における重要な資源となるでしょう。特異な環境でのデータ収集が可能となったことで、今後の技術革新にさらなる期待が寄せられています。興味を持たれた方は、ぜひブライセンのホームページをチェックしてみてください。
ブライセン公式サイト
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