シムトップスが2年連続での受賞を達成
東京都品川区に本社を置く株式会社シムトップスは、B2B向けのIT製品およびSaaSに特化したレビュープラットフォーム「ITreview」が主催する「Customer Voice Leaders 2025」において、史上初めて2年連続の受賞を果たしました。この受賞は、ユーザーレビューを基に様々なコンテンツへの展開を実現した企業に贈られるものです。シムトップスの提供する「i-Reporter」は、現場のデジタル化を推進するシステムとして、多くの業界で利用されています。
受賞の背景と評価
「Customer Voice Leaders」は、実際のユーザーからのフィードバックを企業活動や製品改善に活かす企業を表彰するアワードです。2025年には全6部門から12社が選出され、その中でシムトップスは「コンテンツ活用部門」で名を連ねました。
シムトップスは、ITreview上のユーザーレビューを単なる評価に留まらず、現場のリアルな声と捉え、それを基にした製品の課題分析やマーケティングコンテンツの制作に取り組んできました。現場のDX推進において、他社に先駆けて「顧客起点」の視点を重視したことが、今回の受賞に結びついたのです。
社内の取り組みについて
株式会社シムトップスの企画・マーケティンググループチームリーダー、前川泰宏氏は、この受賞について次のようにコメントしています。「ユーザー様から寄せられるリアルな声が、i-Reporterの成長エンジンです。レビューをもとに現場の課題や製品のフィードバックを可視化でき、新しい価値を生み出すきっかけとなったことを誇りに思っています」。
一般的に、現場帳票システム「i-Reporter」は、4,000社以上、21万人以上に利用されており、日本国内のシェアがトップとなっています。日報、点検記録、作業チェックシートなど、従来の紙やExcelの帳票をプログラミング知識なしで簡単にデジタル化できるため、その利便性が高く評価されています。
i-Reporterの特長
i-Reporterが選ばれる理由には、以下のような特長があります:
- - ノーコードで簡単に導入: 既存のExcel帳票をそのままデジタル化できるため、現場作業者でも直感的に利用可能です。
- - リアルタイムのデータ共有: 現場入力データが即座にデジタル化されることで、書類整理の時間が削減され、データの二重入力を排除できます。
- - 豊富な連携機能: 様々な外部機器やソフトウェアとの連携が可能で、業務の自動化が実現できます。
- - 多様な入力方法: 写真や音声、バーコード、QRコードに対応し、作業と入力を並行して行うことができます。
- - 柔軟な導入形態: クラウド版とオンプレミス版の両方に対応し、企業のニーズに応じて段階的に拡張可能です。
シムトップスについて
シムトップスは1991年に設立され、現在では85名の従業員が在籍しています。同社の製品は、現場の情報をデジタル化し、業務効率の向上に貢献しています。今後も現場からのリアルな声を基に、さらなる課題解決や製品価値の向上に努めていくことを約束しています。
今後の展望
今回の受賞を機に、シムトップスはさらに多くの現場課題に対して迅速に対応し、ユーザーとの共創を深化させていくことでしょう。これからも同社の取り組みに注目が集まることが期待されます。