コスモエネルギーグループが実施した地震BCP訓練
2025年10月1日、コスモエネルギーグループは、コスモエネルギーホールディングス株式会社(CEH)、コスモ石油株式会社(COC)、コスモ石油マーケティング株式会社(COM)の3社合同で「危機対策本部地震BCP(事業継続計画)訓練」を実施しました。この訓練は、震災時の石油製品供給の確保に向け、日頃からの備えを強化するための重要な取り組みとなっています。
訓練の背景と目的
コスモエネルギーグループは、国民生活に不可欠な石油製品の安定供給を担う企業として、巨大地震やその他の災害に備えた体制づくりに日々努めています。今回の訓練では、「南海トラフ巨大地震」が発生した場合を想定し、全社の災害対応力の向上を図ることが目的です。この訓練を通じて、BCPの実効性を確認し、持続可能な危機対応力を維持・強化することを目指しました。
訓練の内容
訓練は、発災直後の初動対応から、被災状況下での石油製品の供給・販売方針の策定に重きを置きました。また、視覚的に災害情報を表示できるダッシュボードシステムを導入し、オンラインでの情報共有と連携を実施。これにより、よりリアルなBCP対応がテストされ、その有効性を確認することができました。特に、迅速な初動対応や情報の正確な共有が、組織の危機管理能力を大いに高める結果となりました。
課題抽出と今後の展望
訓練には第三者機関も参加し、客観的な視点からの評価を受けました。これにより、訓練中に発見された課題を整理し、分析を行い、今後の対策を講じることでBCPの有効性を更に高めていく方針です。このような取り組みを通じて、当社グループは、災害時の迅速かつ適切な対応力の向上に向け、一層尽力していく所存です。
訓練の概要
- - 開催日時: 2025年10月1日(水)13:00~16:00
- - 開催場所: CEH、COC、COM本社TODA BUILDING
- - 参加者数: 132名(CEH、COC、COM本社役員および外部協力者)
このようにして、コスモエネルギーグループは、社内外の協力をもとに、今後も不断の努力を続け、より良い危機管理体制の確立に努めていきます。これは、安定したライフラインを維持するために不可欠な活動であり、今後の地域社会の安全にも貢献するものと確信しています。