ファンケルが「BeauRing」プロジェクトに加わる
株式会社ファンケルは、2025年10月1日から株式会社資生堂が進めるプラスチック製容器の循環型プロジェクト「BeauRing」に参画することを発表しました。このプロジェクトは、プラスチック製容器の回収と再生を促進し、資源循環を目指す取り組みです。
この試みには、すでに株式会社ポーラ・オルビスホールディングスやシャネル合同会社も参加しています。ファンケルは、自社の8店舗に「使用済みプラスチック製化粧品容器収集BOX」(BeauRing BOX)を設置して、使用済みの容器を効率的に回収する予定です。
プロジェクトの特徴
「BeauRing」は、一般の生活者が簡単に参加できるように設計されています。従来のリサイクルプログラムと異なり、分別や中身の洗浄が不要で、気軽に容器を回収してもらえます。このプロジェクトによって、回収場所も増えるため、これまで以上に身近な存在となるでしょう。環境への意識が高まる中、多くの人々が化粧品を利用し、自発的にリサイクルに参加することが期待されています。
ファンケルのリサイクル活動
ファンケルは、以前から独自の「FANCL リサイクルプログラム」を実施しており、化粧品のPET容器を対象に回収を行っています。累計回収数は、2021年7月の開始から2025年8月末時点で約127万本に達しています。このプログラムに参加することで、多くの顧客が意識的にリサイクルに協力しています。
ファンケルの8店舗では、「BeauRing」による回収が進められる一方で、古くからの「FANCL リサイクルプログラム」に参加するお客様には、ファンケルメンバーズポイントも付与されます。これにより、リサイクルを通じて実際にお得感を感じながら環境貢献ができる仕組みが整っています。
まとめ
ファンケルは「プラスチックが循環し続ける社会」の実現に向けて、率先して環境課題の解決に取り組んでいます。「BeauRing」への参画で、リサイクルに参加しやすい環境が整うことで、より多くの人々の意識を変えるきっかけとなるでしょう。
プロジェクトの詳細は、公式サイトから確認できます。これからもファンケルは、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に活動を展開していきます。