新たなサイバー保険の登場
中小企業のセキュリティニーズに応える新サービス「VarioSecure Cyber Insurance」が、バリオセキュア株式会社によって2023年3月1日にリリースされました。この保険は、損害保険ジャパン株式会社との提携により、中堅・中小企業向けに特化した内容となっています。
VarioSecure Cyber Insuranceの特徴
「VarioSecure Cyber Insurance」は、従来のセキュリティ対策はもちろん、保険補償プロセスも統合されたワンストップサービスです。これは、中小企業が抱えるセキュリティ導入に関する課題を解消し、企業の重要な情報資産を守るための新たな手段となります。
セキュリティ導入においては、多くの企業が「知識の不足」や「人材の不足」を理由に対応が後手に回っていますが、この保険を利用することで、たとえ万が一の事態が発生した場合でも、迅速かつ適切な対応が可能になります。
セキュリティと補償の統合
この保険に含まれる補償内容は、大きく2つのケースに分かれています。1つ目は情報漏洩やその恐れ、2つ目はサイバー攻撃による損害です。具体的には、保険に加入した事業場で発生した損害賠償金や争訟費用が補償される他、事故発生時の対応に必要な経費もカバーされます。
具体的な補償内容
損害賠償責任: 企業が負担しなければならない損害賠償金や訴訟にかかる費用。
事故対応特別費用: 情報漏洩やサイバー攻撃の可能性がある場合に必要となる各種費用。これには、謝罪文の作成費用、超過勤務手当、弁護士相談費用などが含まれます。また、調査依頼に伴う費用や、ネットワーク遮断にかかる費用をも補償対象としています。
そのため、「VarioSecure Cyber Insurance」は単なる保険ではなく、企業がセキュリティを強化するための良きパートナーとなるサービスです。
プロフェッショナルなサポート
バリオセキュアはフルサポート体制を構築しており、万一の事態に備えるだけでなく、普段からのセキュリティ運用に関しても手厚いサービスを提供しています。これにより、企業は日々の業務に専念しながら、安心してビジネスを展開できるのです。
中小企業の新たな選択肢
企業がセキュリティ対策を講じることは今や必須ですが、その実行には多くのリソースが求められます。バリオセキュアが提案するこの新しい保険は、その負担を軽減し、企業がより柔軟にセキュリティ対策に取り組むことを可能にします。これにより、情報漏洩やサイバー攻撃に対する脆弱性を減少させることが期待されます。
ありそうでなかったサービス
中小企業がゼロトラストセキュリティを導入するのは難しいとされてきましたが、「VarioSecure Cyber Insurance」はその障壁を低くし、手ごろな価格で実現します。サイバーリスクに対する意識を高めるだけでなく、経営の健全性を守るための新たな選択肢となるでしょう。今後の企業活動において、このサービスがどのように貢献できるのか、期待が高まります。
お問い合わせ先
サービスに関する詳細や資料請求は、
バリオセキュア株式会社へご連絡ください。また、保険内容についての相談は丸紅セーフネット株式会社にもお問合せいただけます。これまでの限界を突破し、中小企業のセキュリティ戦略に新風を吹き込みます。