食品ロス削減の新しい挑戦
2025-11-11 16:08:56

日本ホテル、食品ロス削減への取り組みを全国大会で発表

日本ホテル、食品ロス削減全国大会に出展



日本ホテル株式会社(豊島区西池袋)は、10月30日に開催された「第9回 食品ロス削減全国大会in千代田」に出展しました。このイベントは、食品ロスに関心のある多種多様な参加者が集まる場所で、企業や団体がその取り組みを紹介しました。

多くの関心を集めた展示ブース



当日、日本ホテルは「食べきり」「使いきり」「再利用」「持ち帰り」「リサイクル」「普及啓発」の6つのテーマに基づく展示を行い、ホテル業界特有の視点から、食品ロス削減の取り組みを幅広く紹介しました。特に注目を集めたのは、余剰食材を有効活用したアップサイクル商品「ラスク」の配布で、多くの来場者がその経験を楽しみ、市場に出回らない食材の重要性を再認識しました。

この大会には35社以上の企業や団体が参加し、高校生や大学生なども足を運びました。多くの発表や展示が並ぶ中で、来場者は各企業の取り組みについて熱心に耳を傾けていました。

パネルトークセッションの開催



さらに、会場で行われたパネルトークセッション「『2050ゼロ・ウェイストちよだ』実現に向けて」では、当社のSDGs担当エグゼクティブアドバイザーである松田秀明がパネリストとして登壇しました。彼は、具体的な事例を挙げながら、ホテルでの食品ロス削減策の現状や課題、今後の展望について語りました。

特に松田氏は、食品ロス削減が一企業の努力だけでは不十分であると強調し、今後は業界全体での連携を促し、「mottECO」などのプログラムを通じて、この取り組みを広めていく必要性を訴えました。彼の発言は、参加者に深い影響を与え、持続可能な社会を描く道筋を示しました。

食品ロス削減の具体的な取り組み



日本ホテルの食品ロス削減の具体的な取り組みとして、以下のような施策が紹介されました:

3010運動の推進


宴会の際、食べ残しが多い問題に対処するため、「3010運動」を推進しています。乾杯後30分とお開き10分前に「食べきりタイム」を設けることで、料理を無駄なく消費できるよう工夫しています。

規格外食材の活用


さらに、規格外の野菜や未利用の魚を活用した料理の提供も行い、食材の無駄を省く努力をしています。この取り組みは、消費者に「食の大切さ」を伝える素晴らしい方法となっています。

アップサイクル商品の創造


余剰食材を用いた「ラスク」や「ロンデル」などのアップサイクル商品を開発し、来場者に提供することで、食品ロスを減らしつつ新たな価値を創造しています。これらは、サステナブルな考え方を広めるための大切なアプローチです。

食べ残し持ち帰りの奨励


また、2022年4月からは「mottECO」の取り組みを導入し、レストラン等での食べ残し持ち帰りを推進しています。これは環境意識の高い文化を育むために重要なステップです。

未来に向けてのビジョン



このように、日本ホテル株式会社は食品ロス削減に向けた広範な取り組みを通じ、地域社会や他の企業との連携を強化しながら、持続可能な未来を築くためのイニシアティブを強化していく方針です。今後も彼らの動きから目が離せません。

日本ホテルのサステイナブルな取り組みについてはこちら


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