JPYC株式会社が日本暗号資産等取引業協会の第一種会員に登録
JPYC株式会社(本社:東京都千代田区、大手町ビル内)は、2025年8月18日付で、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の第一種会員として登録されました。この登録は、資金決済業法に基づき、資金移動業者としての位置付けを強化するものです。
JPYCの目指すもの
JPYC株式会社は、日本円に連動するステーブルコイン「JPYC」を発行・償還することで、デジタル金融の領域において新たな価値を提供しています。今回の会員登録により、JPYCは正式に「電子決済手段発行体」として認定され、透明性と低コストによる送金の利便性を促進することを目指します。
この取り組みは、国内外でのブロックチェーン技術の進展に寄与し、効率的な金融サービスの提供に寄与することを意図しています。
暗号資産交換業者ではない
特に重要なのは、JPYC株式会社は暗号資産交換業者としての登録は行っておらず、今後もその業務を行う意向はないことです。これは、利用者や関係者に混乱を引き起こさないために明確にする必要があります。
JPYCは、ステーブルコインの発行を通じて、安全かつ効率的な資金移動の実現を目指しており、そのための基盤を整えています。これにより、暗号資産市場の状況を踏まえた堅実で安定した運用が期待されています。
関連情報
JVCEAの会員リストの表示形式についても、今後は暗号資産交換業者との混同を避けるために業種の明示的な追記が計画されています。これは、JPYCの事業がどのように展開されているのかを慎重に周知するための重要なステップです。
JPYC株式会社の概要
当社は2019年に設立され、2021年からは日本円建のトークンとして「JPYC Prepaid」を発行し、幅広い金融サービスの構築を進めてきました。JPYCの発行は国内の資金移動業者として初の取り組みであり、デジタル金融イノベーションの中核的な役割を果たしています。
これに先立ち、当社は一般社団法人日本暗号資産業協会(JVCEA)の第一種会員として、業界内での信用を高めるための取り組みを続けています。また、一般社団法人ブロックチェーン推進協会や日本資金決済業協会など、複数の団体にも加盟し、業界全体の発展に寄与しています。
今後も、JPYC株式会社は透明性のある運営と革新を通じて、日本におけるデジタル通貨市場のリーダーとしての地位を強化していくことを目指します。公式サイトやSNSでの情報発信を通じて、最新の状況を共有していく予定です。詳細情報は公式ウェブサイト(
JPYC株式会社公式サイト)を参照してください。