Cacooが15周年を迎え、さらなる進化を遂げる
オンラインホワイトボードツール「Cacoo」が、2025年9月30日に正式リリースから15周年を迎え、これを機に公式サイトを全面的にリニューアルしました。株式会社ヌーラボが手掛けたこのツールは、全世界で300万人以上のユーザーに利用されており、チームのクリエイティブなプロセスを支援する重要な存在となっています。
Cacooの歩みと感謝の気持ち
Cacooは2009年に英語と日本語でベータ版を公開し、翌2010年に正式リリースを果たしました。リリース当初は、ユーザーがワイヤーフレームやネットワーク図、オフィスレイアウトなどの作業を行うためにローカルソフトを使用していましたが、Cacooはブラウザ上で簡単に美しい図を作成・共有できる環境を提供しました。これにより、複数のメンバーが同時に編集し、まるで同じ部屋で作業しているかのようにコラボレーションができるという新しいスタイルが確立されました。
この15年の中で、Cacooは深いユーザーからのフィードバックを活かして成長を続けてきました。特に2018年には、ユーザーリサーチに基づくUIの刷新を行い、全体的なユーザーエクスペリエンスを新定義しました。その後も、300万人以上のユーザーによって支えられ、Cacooはチームのアイデアを具現化し、合意形成をサポートするプラットフォームへと発展しています。
新しい公式サイトの特徴
全面リニューアルされたCacooの公式サイトでは、デザインや構成、コンテンツが刷新され、ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできるようになっています。特に用途別の豊富なテンプレートが分類されており、業務プロセスや改善の観点からも活用イメージが掴みやすくなっています。また、初心者でも直感的に操作できるように整理されており、公式サイトを通じて新しいユーザーも容易にCacooの魅力を理解できるでしょう。
Cacooの未来に向けた展望
Cacooは今後もチームのアイデアを迅速に具現化し、合意形成を促進するプラットフォームとしての役割を果たしていきます。また、AI技術の導入も視野に入れており、ますます進化するテクノロジーに対応しながら、ユーザーの創造的な活動をさらにサポートしていきます。
「Cacooを利用しているチームが増え、彼らが“一緒に仕事ができたことが嬉しい”という感情を抱けるような環境を提供したい」との思いを抱くCacooチームは、今後もユーザーの声を反映させながら、直感的で使いやすいプラットフォームを提供していく所存です。
ヌーラボの取り組み
ヌーラボは、「チームワークマネジメント」という概念を提唱し、異なる職種や部門のメンバーが共通の目標に向かって自律的に協力していくための包括的なサービスを展開しています。これにより、組織全体の生産性を向上させることを目指しています。プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」も、2025年に20周年を迎えます。この歴史の中で得られた経験を基に、Cacooと共に新しいプロダクティビティツールとして進化し続けていくことでしょう。