ホーチミンにオープン！素朴屋の新ショールームの魅力

ホーチミン市に、素朴屋株式会社が新たな拠点「素朴屋ショールームサイゴン」を開設しました。これは、日本の建築哲学を基にした新しい試みであり、さまざまな国と文化をつなぐ架け橋となることを目指しています。

素朴屋とは

素朴屋株式会社は山梨県北杜市に本社を置き、自然の理を生かした建築と暮らしの提案を行っています。2022年にハノイに拠点を設立した後、今回はホーチミンでの新たな展開が実現しました。このショールームは、現地の豊かな自然素材を生かした日本建築の魅力を体感できる場所となります。

ショールームの特徴

新しいショールームの目玉は、5メートルもの一枚板カウンター。これは、60mmの厚みを持つ希少なモンキーポッド材から作られています。その美しい木目と濃淡のある色合いは、他では味わえない存在感を放っています。また、障子や玄関扉には日本のヒノキが使用され、これにより、より一層の和の風情が感じられます。さらに、壁はスタッコ仕上げが施され、独特な質感が空間に重厚感を与えています。

日本とベトナムの架け橋

このショールームは、建築業界に従事する人々だけでなく、暮らしに興味を持つ多くの人たちにとっても貴重な情報発信の場となることを目指しています。現地での日本文化や住まい方への理解を促進し、さまざまな人々との交流を生むことが期待されます。特に在住の日本人向け文化交流イベントなども企画し、地域コミュニティとの関わりを深める予定です。

自然に学ぶ建築

素朴屋の建築理念は、自然と共に生きる形を提案しています。現地の土や木材、和紙を用いることで、地元の文化や風土を意識した建材を提供していく方針です。このような取り組みを通じて、日本の建築文化を新たに広める試みが続けられます。

今後の展望

素朴屋は、今後も日本の伝統技術を活かしながら、革新的なデザインを取り入れた建築を展開していく方針です。国内外の市場ニーズに応じた新たな供給システムを構築し、より多くの人々に日本の美意識を広めることを目指しています。

ホーチミン市におけるこの新ショールームの開業を皮切りに、素朴屋は世界に向けて自然の理に基づくさまざまな暮らしの風景を提案していく所存です。訪れる全ての人が、日本の文化に触れ、共感できる空間として、多様な交流の場を提供することでしょう。