オーディオブック大賞2025
2025-11-13 12:17:32

オーディオブック大賞2025授賞式が盛況に開催されました

オーディオブック大賞2025授賞式が華やかに開催



2025年11月4日、東京都の神保町にある出版クラブホールで『オーディオブック大賞2025』の授賞式が行われました。このイベントは、オーディオブック市場の発展と優れた作品制作を奨励するために、会員数320万人を誇るオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」が主催しています。授賞式では、受賞作品の著者や関係者が集まり、受賞の喜びと作品への情熱を語りました。

オーディオブック大賞の目的


この大賞は、2022年から始まり、オーディオブックの広がりを支援することを目指しています。ユーザーの投票によって受賞作品が決定し、各作品部門で最も多く票を集めた作品に光が当たります。

審査の流れ


  • - 対象はaudiobook.jpのユーザーで、インターネット調査を通じてアンケートを実施
  • - 各部門で最も投票数が多い作品に対して、大賞と準大賞が選ばれます
  • - アンケートは2025年8月7日から17日まで実施され、約1000件の回答が集まりました。

授賞式のハイライト


授賞式では、文芸部門大賞を受賞した新庄耕の『地面師たち』の著者をはじめ、各著者が壇上に立ちました。着席する観客からの注目を浴びながら、著者たちは自らの作品についての思いや、オーディオブックへの愛情を込めたスピーチを行いました。

新庄耕氏の感動の言葉


新庄氏は、自身の作品をオーディオブック化するにあたって、声優たちの表現力に感銘を受けたと語ります。「自分の脳内で再生されるキャラクターの声とは異なり、徐々に声優の声が本物だと感じるようになった」と、その臨場感を体験したことをシェアし、感謝の意を表しました。

小野不由美氏の視点


準大賞を受賞した『月の影 影の海』の著者、小野不由美氏は、オーディオブックの便利さに魅了されるとともに、制作過程での細やかな工夫にも感謝を示しました。彼女はオーディオブックの存在が、読書を続ける手段として心強いと感じています。

多様な受賞作品


この年の受賞作は、文芸部門をはじめビジネス、特別部門など多岐にわたり、多様なジャンルが取り上げられました。ビジネス書部門の大賞を受賞した三宅香帆氏は、忙しい現代人にとってオーディオブックが非常に意味のある存在であると強調しました。

特別部門では、香住泰の『稲荷山誠造 嵐のあとには青い空』が大賞を受賞し、その作品のナレーションが高く評価されました。さらに、ドラえもんのオーディオブックは、子供たちに夢と感動を提供し続けることに力を入れているとのコメントがありました。

今後の展望


今回の授賞式は、オーディオブックが新しい読書文化として定着し、多くの人々に親しまれる一助となることを願って開催されました。オトバンクの社長、久保田裕也氏は、今後も全ての人に読書を楽しんでもらえる社会を目指し、さらなる努力を続けることを誓いました。

受賞作品の特集フェア


授賞式の余韻が残る中、受賞作品を特集した『オーディオブック大賞2025フェア』が全国の書店で順次開催される予定です。オトバンクは、今後も『耳で聴く本』として読書をもっと楽しくする取り組みを行っていくことでしょう。


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