賃貸物件の条件
2025-02-13 13:37:58

2024年下半期の賃貸物件条件・設備ランキングを発表!

不動産のプロが語る!2024年下半期 賃貸物件嗜好の変化



不動産情報サービスのアットホーム株式会社が実施した調査によると、2024年7月から12月にかけて賃貸物件を探すお客様による問合せの傾向に変化が見られることが分かりました。特に、通信環境や安全性を重視する傾向が浮き彫りになっています。

2024年下半期の賃貸物件条件ランキング



まず、条件面で顕著に現れたのが「転勤のため引っ越したい」「通学先・通勤先の近くに引っ越したい」で、これが26.4%と最も高い問合せ率を記録しました。この要因として、コロナ影響下で抑制されていた転勤が活発化し、通学する学生が近くへの引越しを計画し始めたことが挙げられます。また、リモートワークを導入している会社が減少傾向にあることも背景にあります。

続いて、「毎月の出費を見直したい」という要望も増えており、ここには物価高の影響が色濃く表れています。生活費を抑えようとする消費者の意識の変化が伺えます。

機能面のニーズも変化



設備面では、「インターネット接続料無料」が23.3%でトップでした。この要望の背景には、毎月の固定費を削減したいという経済的理由があり、特に単身者にとってはほぼ必須条件となっていると言えます。さらに、在宅勤務者が減ってきたため、「宅配ボックス」のニーズも高まっており、防犯対策としての側面も評価されています。これにより、セキュリティを重視する方が増えていることが明らかです。

お客さまのエピソード



2024年下半期には、以前よりも音の問題を気にする単身者が増え、一戸建てを選ぶ方も目立ちます。また、2024年4月入社に向けて住まい探しを早めに始めた方が物件を抑えきれず、入居希望者が増える時期には選択肢が限られることが多いと、不動産のプロたちは語ります。

また、初めての賃貸物件を探す方が多く、20件以上の内見を経験される方もいる中で、更新の際にも多くの人が物件を維持し続けています。物価の影響を受けているのか、空室が出にくい状況が続いていることも考慮すべきポイントです。

賃貸物件の未来



今後の賃貸市場では、質の高い設備が求められる傾向が続くと予測されます。特に、バス・トイレ別やキッチン環境の整った物件への需要が高まっています。最近ではガス料金の高騰に伴い、プロパンガス物件から都市ガス物件へと移る傾向も見受けられ、これらの特性は賃貸物件選びにおいて重要な要因となることでしょう。

この調査が示すのは、住まいへのニーズの多様化です。不動産業界の動向を踏まえた上で、理想の物件を見つけるためには、早めの情報収集が欠かせません。今後もアットホームでは、賃貸物件に関する定期的な調査やトレンド情報を発信していく予定ですので、ぜひ注目してください。


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