AdipoSeeds、資金調達
2026-01-09 07:35:15

慶大発再生医療ベンチャーAdipoSeedsが資金調達で新たな挑戦へ

慶大発再生医療ベンチャーAdipoSeedsが資金調達



慶応義塾大学から生まれた再生医療ベンチャー、株式会社AdipoSeedsが新たな資金調達を成功させました。その目的は、脂肪組織由来の多機能血小板「ASCL-PLC」の事業化です。このプロジェクトは、様々な再生医療のニーズに応えるための一環として位置づけられています。

資金調達の背景



AdipoSeedsは、シスメックス株式会社およびDCIパートナーズ株式会社が運営する大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合から資金をとりいれました。この投資により、質の高い医療製品の開発が大きく加速することが期待されています。シスメックスとの協力によって、高品質な製品の製造や品質管理の面での効率化も図られることでしょう。

難治性皮膚潰瘍の治療



AdipoSeedsが開発を進めている「ADS-01」は、特に難治性皮膚潰瘍の治療に焦点を当てています。このプロジェクトは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」に採択されました。新たに取得した資金を活用し、国内の第I/II相試験の開始を目指していく予定です。

輸血用血小板の研究



次に注目されるのは「ADS-02」という開発コードのプロジェクトです。東京科学大学との共同研究において、ヒト同種脂肪組織由来の血小板様細胞を利用した新たな血小板減少症の治療法が模索されています。この計画は、既に東京科学大学の倫理委員会から承認を得ており、臨床研究の実施も間近です。

AdipoSeedsのビジョン



AdipoSeedsのミッションは、「脂肪から血小板をつくり、新しい血液の流れを創る」こと。この理念に基づき、廃棄予定の脂肪からも安全で医療応用可能な血小板製剤を供給することを目指しています。この取り組みは、少子高齢化社会において加速する血小板不足の問題を解決するためのものです。

献血への依存を減らす再生医療



現在、AdipoSeedsは、輸血用血小板製剤の実用化や、血小板を利用した組織修復の拡大に向けて取り組んでいます。PRP(Platelet Rich Plasma、多血小板血漿)療法を通じて、これらの医療ニーズに応えることを目標にしています。より多くの患者さんが適切な治療を受けられる未来を形成するため、AdipoSeedsは日々努力を重ねています。

まとめ



慶大発の再生医療ベンチャーAdipoSeedsの資金調達によって、脂肪由来の血小板の研究が今後一層進展することが期待されます。この取り組みが医療界にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開から目が離せません。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 再生医療 シスメックス AdipoSeeds

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。