ビッグローブが不正検知サービス「O-PLUX」を導入
ビッグローブ株式会社が、無線LANルーターに対する不正転売対策として、かっこ株式会社が提供する不正検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」を採用しました。これにより、安全なネット通販インフラの構築が進められることとなります。今回、導入の背景や効果について詳しく見ていきます。
導入の背景
BIGLOBEは2023年12月に光回線インターネットサービス「BIGLOBE光10ギガ」を始め、その一環として無線LANルーターの割賦販売を開始します。このルーターは、フリマアプリなどで高額取引されることが多く、不正対策が欠かせません。特に後払い決済方式での販売により、支払いを行わずに商品の持ち逃げや転売のリスクが高まっていました。過去にもモバイル機器の販売において被害を受けた経緯から、徹底した不正対策が求められていました。
他部署での入会審査において「O-PLUX」のトライアルが行われていたため、光回線サービス開始に合わせた迅速な導入が実現したのです。
導入の決め手とその効果
1. 共有ネガティブデータによる高精度な不正検知
初回取引では取引データがなく、不正を見抜くのが難しい状況です。しかし「O-PLUX」は、他社で不正と判定されたデータを共有し、初回取引でも高精度で不正を検出可能です。この特長がBIGLOBEの導入を決定付けました。
2. 短期間での導入と安定運用
新しいサービス開始に合わせて不正対策を整備する必要があったため、短期間で稼働が求められました。「O-PLUX」はAPI連携やシステム開発を含め、わずか約3ヵ月で実現。即時出荷が求められるオペレーションにおいても目視チェックを省略でき、不正者の行動パターンを理解しやすくなりました。この結果、業務の効率化と安定した運用が果たされたのです。
用户からの反応
ビッグローブの井手均様は、インターネット利用の多様化に伴い、顧客ニーズに応えた多彩な商材提供に取り組む意向を示しました。これまでの利用状況を元に、柔軟なサービス展開を進めていくことで長期的な関係構築を目指しています。現在のサービス利用を安心して行える環境の確保が不可欠であり、「O-PLUX」の導入により、当初予想された不正被害の抑制に成功し、今後も安全な利用環境の提供へとつなげていく考えです。
不正検知サービス「O-PLUX」の特性
「O-PLUX」は、ECサイトで発生する不正ログインや不正注文のリアルタイム検知を実現。個人情報漏洩や不正利用に対応し、審査業務の自動化も支援するクラウドサービスです。IPアドレス分析やBot判別など、多層的な対策を取り入れ、高精度で不正を検知します。
多数のECサイトに導入され、確かな実績を誇ります。
共有ネガティブデータや特許取得の名寄せ技術を駆使し、高い検知精度を確保しています。
専任コンサルタントとAIが新たな不正手口に柔軟に対応。
様々なシステムとの連携が容易で、運用がスムーズです。
低コストで運用できるため、試用も可能です。
企業情報
ビッグローブ株式会社と、O-PLUXを提供するかっこ株式会社。共に安全なネット環境を維持し、顧客の信頼を築いていくことを目指しています。今後の成長にも要注目です!
詳しくは、
O-PLUXの公式ページをご覧ください。