新宿デイサービスのモヒートプロジェクト
新宿の歌舞伎町で、あるユニークなプロジェクトが始動しました。それは「新宿デイサービスモヒート」。この取り組みは、地域の介護施設と飲食店が手を組み、無農薬で育てられたミントを活用して新たな形の飲食文化を築こうとする試みです。
モヒートに込められたストーリー
歌舞伎町のバーで味わえるモヒートに使われるミントは、すぐ近くの介護施設で育てられています。具体的には、青梅にある「ピピちゃんファーム」から提供された苗を基に、新宿デイサービスが手塩にかけて育てています。このミントは、Smappa!Groupが展開する各店舗で、オリジナルカクテル「新宿デイサービスモヒート」として生まれ変わります。
地域と人をつなぐ理念
「施設が人を預かるのではなく、人が人を預かる」という理念のもとで、新宿デイサービスは利用者の「やりたい」という気持ちを大切にし、個に寄り添った介護を実践しています。このプロジェクトもその理念の一環であり、地域社会とのつながりを大きく広げようとしています。
プロジェクトの背景
通所型介護施設において、利用者に生きがいや社会的役割を感じてもらうことは、長年の課題です。利用者が活動の場を持てず、孤立感に悩むこともあります。しかし、新宿デイサービスは「ピピちゃんファーム」との強い連携を通じて、利用者が育てたミントが一杯のモヒートとして提供されるという形で、地域とのつながりを生み出しました。
流れと過程
このプロジェクトには、いくつかの明確なステップがあります。
1.
苗の提供: ピピちゃんファームからミントの苗を受け取る。
2.
栽培プログラム: 利用者が自分のペースで栽培に関われるプログラムを実施。
3.
収穫: 車両を使って新鮮なミントを各店舗に届ける。
4.
提供: 各店舗でオリジナルレシピとして新宿デイサービスモヒートを提供。
5.
物語を届ける: お客様にミントのストーリーを通じてその価値を伝える。
個に寄り添う介護の実現
このプロジェクトの参加者は、必ずしも全員ではありません。興味のある方が「育てたい」と感じた時から、自由に栽培に参加できる仕組みです。利用者や家族、ケアマネージャーとの密なコミュニケーションが、プロジェクトの根底にある信頼関係を築いています。
潜在的な利益
植物を育てることは、身体的な健康だけでなく心理的な安定にも寄与します。例えば、目で見て楽しむことで認知機能が刺激され、土に触れることで五感が活性化します。また、育てたミントが利用者の誇りとなり、地域との連携感も強まり、自信や生きがいを感じるようになります。
3つの意味を持つ一杯
新宿デイサービスモヒートは、次の3つの価値を持っています。
1.
社会貢献: 介護施設と地域を結ぶ新しいプロダクトを創り出しています。
2.
質の向上: 作り手の顔が見えるミントを使用することで、飲食の質も向上しました。
3.
地域発信: 歌舞伎町から生まれたこの取り組みは、介護や農業、飲食をつなぐ新たなモデルとして広まっています。
20年の歴史を持つSmappa!Group
私たちSmappa!Groupは、20年以上にわたり歌舞伎町でお客様一人一人に寄り添ったサービスを提供してきました。この信念は、今回のモヒートプロジェクトにも色濃く反映されています。ミントの花言葉が示すように、「美徳」に向き合い、一杯のモヒートを通じてその姿勢をお客様に届けていきます。
このプロジェクトは、キューバ産ラム酒のブランド「ハバナクラブ」との協賛を受け、地域と介護が新たに結びつくことを目指しています。歌舞伎町という特異な舞台から生まれたこの取り組みは、今後も多くの人々を惹きつけていくことでしょう。