東京の乳幼児成長を支える『とうきょうすくわくプログラム』
東京都は、保育や教育の向上を目指し、2024年3月に「とうきょうすくわくプログラム」を策定しました。このプログラムは、東京大学のCEDEP(教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)と連携し、幼稚園や保育所といったさまざまな施設の枠を超えて、乳幼児の成長や発達を支援することを目的としています。
すくわくポータルの開設
この取り組みの一環として、「とうきょうすくわくプログラム」の情報を集約したポータルサイト「すくわくポータル」が2025年3月28日(金)に公開されました。このサイトは保護者や教育関係者に向けて、プログラムの具体的な活動内容や実施園の情報を提供します。
すくわくポータルでは、約1,600の幼稚園や保育所で行われる活動を通じて、子供たちの興味や関心に応じた多様な取組が行われる予定です。これにより、地域の特性に合った個別の支援が実現され、乳幼児の成長をより効果的にサポートしていくことが期待されています。
ポータルサイトの主な機能
すくわくポータルでは、以下のような機能が用意されています:
- - 活動内容の発信: プログラムの意義や具体的な活動内容について、わかりやすい動画やリーフレット、ポケットブックを通じて発信しています。これにより、保護者や利用者がプログラムの理解を深めることができます。
- - 実施園の検索: 利用者は居住地域や幼稚園・保育所の種類、活動テーマ(色や音、自然など)に基づいて、実施園を簡単に検索することができます。自分の地域でどのような支援が受けられるのかを具体的に確認できる便利な機能です。
- - 情報共有の場: 実施園向けに、虐待防止や怪我予防に関する情報を共有する場も設けています。また、取組PRに役立つロゴのダウンロード機能や、よくある質問に応じたチャットボットも用意されており、利用者のニーズに応じたサポートが行われます。すくわくポータルは、公開後も引き続きコンテンツを充実させていく予定です。
2050東京戦略への貢献
このプログラムは、「2050東京戦略」の一環として推進されています。この戦略の中で特に注目されるのが、「子供目線に立った政策の推進」です。この政策は、子供たちが健やかに成長できる環境を整えることを目指しています。
すくわくポータルを通じて、より多くの保護者や教育関係者とつながり、乳幼児のための質の高い育成環境を実現していくことが大切です。ぜひ、「すくわくポータル」へアクセスし、新しい取り組みを体験してみてください。
ウェブサイトのURLは
こちらです。皆さんの参加をお待ちしています!