空港脱炭素化を支援する令和7年度補助金の公募開始
空港脱炭素化を推進する補助金の公募開始
近年、気候変動に対する関心が高まっている中で、日本の空港も持続可能な社会実現に向けた取り組みを強化しています。国土交通省は、2050年までのカーボンニュートラルを達成するため、空港の脱炭素化に向けた支援を行います。2023年9月16日より、令和7年度の空港脱炭素化推進事業費補助金の第2次公募を開始しました。
事業概要
この補助金の目的は、空港における脱炭素化を進めるための効率的な設備の導入や課題解決を行い、他の空港でも応用可能な先進的な事業を支援することです。具体的には、次のような事業が対象となります。
1. 太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入
2. 空港内車両の電動化(EV)や燃料電池車(FCV)に必要なインフラ整備
3. 空港施設の省エネルギー化に向けた取り組み
これらの事業に対して補助が行われるため、各空港管理者や空港内の事業者は、積極的に応募していただきたいと思います。
対象事業者
本事業の申請対象には、すべての空港の管理者や空港内の事業者、さらには民間企業も含まれます。共同事業体(JV)での応募も可能ですが、応募時には出資予定者の連名が必要となります。
応募方法
応募を希望する方は、募集要領をよく確認し、必要な事業計画を作成し提出してください。これにより、どのような事業が支援対象になるかを明確化することができます。
応募受付期間
募集期間は2023年9月16日から10月17日(17時必着)まで。期限内の申請が求められますので、余裕を持って準備を進めてください。
お問い合わせ先
特に不明点や質問がある場合は、国土交通省航空局航空ネットワーク部空港計画課までお問い合わせください。
電話番号:03-5253-8111
(内線49299、49213、51609、49218、49538)
直通番号:03-5253-8717
これからの空港のあり方がサステナブルに変わっていくことが期待されます。国土交通省の取り組みが日本全体の環境意識の向上にもつながることでしょう。空港脱炭素化推進事業費補助金の使い方が、この新しい舞台の第一歩となります。