高大連携協定の意義と教育への影響
2025年4月15日、東京都墨田区の情報経営イノベーション専門職大学(iU)と岐阜県瑞浪市にある麗澤瑞浪中学・高等学校は、新たに高大連携協定を締結しました。この協定は、急速に変化する現代社会において求められる「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を中心に据えた教育の連携を推進するものです。
協定の背景と目的
日本の教育界では、変化の激しい社会に適応できる人材の育成が求められています。iUの学長、中村伊知哉氏と麗澤瑞浪の校長、藤田知則氏は、互いの教育理念を共有しつつ、日本が抱える社会課題に対して学生が主体的に取り組む姿勢を育てる必要性を強調しました。この協定を通じて、学習者が自主的に問題解決力を身につけ、日本が目指す「社会5.0」の実現に向けた貢献を目指します。
具体的な日程と交流の内容
今後、麗澤瑞浪中学・高等学校の生徒はiUの教員や学生との様々な交流機会を得ることができます。具体的には、以下のような活動が計画されています:
1.
アントレプレナーシップ教育の展開 - 個々の生徒の探求テーマに基づき、iUの教員と共同で授業を行います。
2.
オンライン交流の推進 - iUの教員や学生とのオンラインでの交流や授業が行われます。
3.
特別講演や授業への参加 - 学生はiUの授業に参加し、実際にどのようにアントレプレナーシップが実践されているのか学ぶ機会が与えられます。
4.
オープンキャンパスの参加 - iUのオープンキャンパスに参加することで、大学の雰囲気を肌で感じることができます。
このように、協定は麗澤瑞浪中学・高等学校の生徒たちにとって、実践的な学びを得る場として、多様な機会を提供することを目指しています。
麗澤瑞浪中学・高等学校について
麗澤瑞浪中学・高等学校は、昭和10年に創立され、自立、感謝、思いやりを育むことを教育の柱に掲げている私立学校です。豊かな自然環境に恵まれた中で、寮生と通学生が共に学びあい、成長を続けています。『私の未来は私が創る』というスローガンのもと、4本の教育の柱(探究・キャリア教育、英語・国際教育、道徳教育、基礎学力)を基に、全国で活躍できる人材の育成を目指しています。
本校の教育理念とiUのアントレプレナーシップ教育が融合することで、学生たちの未来に明るい影響を与えることでしょう。この取り組みによって、若い世代が自らの夢を実現する力を育むことに、両校は心血を注いでいきます。
詳細な情報や今後のイベントについては、麗澤瑞浪中学・高等学校の公式ウェブサイト(
麗澤瑞浪中学・高等学校HP)にて随時発表予定です。