SPPSと日本ビズアップ、クラウド機能による業務効率化を実現

SPPSと日本ビズアップが記帳業務を効率化

株式会社SPPSは、日本ビズアップが提供するクラウド型会計システム「クラウド発展会計」と、同社の記帳支援クラウドサービス「exaflow」を連携させる新機能を発表しました。この連携により、記帳業務の効率化が一段と進むことが期待されています。

自動連携による作業負荷軽減

このデータ連携により、利用者は各種マスタデータの自動連携が可能となり、仕訳データや帳票画像データの取り込みも簡単に行えるようになります。これまでは手動で行っていた複雑な作業が、ボタン一つで自動化されるというのが最大のメリットです。特に、帳票画像データを会計ソフトに取り込む際の作業負担が劇的に軽減されるとともに、仕訳データの正確性も向上します。

仕訳データの取り込みの簡素化

従来、顧問先や勘定科目のマスタ登録や、仕訳データのCSVファイルの取り込みは手間がかかり、作業ミスのリスクが伴っていました。しかし、クラウド発展会計とexaflowの連携により、自動連携機能を利用することで、これらの課題を解消できます。利用者は手間のかかるデータの取り込みを意識することなく、業務に集中できるようになります。

顧問先訪問や税務調査への影響

この連携がもたらす効率化は、記帳業務だけに留まらず、顧問先訪問や税務調査における業務にも好影響を及ぼします。仕訳データや帳票画像をすぐに参照できるため、迅速かつ正確な対応が可能になります。これにより、会計業務の品質や顧客満足度が向上することが期待されます。

SPPSとexaflowの背景

SPPSは2005年に設立され、特にソフトウェア検証サービスに特化して成長してきました。そして2023年12月には、記帳支援クラウドサービス「exaflow」を立ち上げ、全国展開を進めています。このサービスは、会計事務所や個人事業主、小規模事業者の記帳業務を効率化することを目的としています。

exaflowの登場は、多くの会計事務所に歓迎されており、全国的にその価値が認められています。また、2025年にはスキャン代行プランのリリースを計画しており、さらなるサービスの多様化が見込まれています。

日本ビズアップの役割

一方、日本ビズアップは20年以上にわたり、税理士や会計士のニーズに応えてきた企業です。クラウド型業務支援システムの開発と提供により、自社の顧客の経営課題を解決し、その成長を支援しています。クラウド発展会計は、経理業務の効率化だけでなく、経営管理にも寄与するオールインワンのソリューションとして注目されています。