株式会社ネットプロテクションズ(東京都千代田区)の連結子会社であるネットプロテクションズは、三井住友カード(東京都江東区)とB2B決済に関する業務提携の基本合意書を締結しました。この提携は、特に国内の企業間取引におけるデジタル化とキャッシュレス化の流れに沿って行われました。
現代のB2B取引では、デジタル化の進展にもかかわらず、多くの企業がアナログな請求業務や代金回収のリスクに悩まされています。特に、深刻な人手不足や新しい法令に対応する必要性から、請求業務の電子化や決済業務の自動化が急務となっています。こうした背景から、B2B決済市場は年々成長を続けており、特にネットプロテクションズは「NP掛け払い」サービスを通じて企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきました。
三井住友カードは、法人向けのキャッシュレス決済とEC決済サービスを展開しており、国内市場の拡大に寄与しています。そのため、この提携により、両社が持つ企業間決済のソリューションを連携させ、さらに価値のあるサービスを創出することが期待されています。
提携の具体的な内容
提携内容は段階的に進められ、二つの主要な方向性があります。
1.
法人向け決済の共同営業
三井住友カードの法人顧客に対して「NP掛け払い」を紹介し、請求業務の効率化や未回収リスクへの対応を目指します。これにより、幅広い法人顧客のニーズに応え、請求書管理などのデジタル化を迅速に行うことが可能となります。また、NP掛け払いの利用企業には三井住友カードの法人カードや総合金融サービス「Trunk」といった便利な金融サービスの提案も検討されています。
2.
システム・業務連携による新たな価値創出
両社の強みを生かし、例えば、三井住友カードが提供するファクタリング商品とネットプロテクションズによる高度なシステム基盤との連携を図ります。これにより、商品提供の価値を最大化し、より魅力的なサービスが開発されることを目指します。
株式会社ネットプロテクションズの代表取締役社長柴田紳は、「キャッシュレス決済のリーディングカンパニーである三井住友カード様と提携できることを嬉しく思います。両社の知見と信頼が結びつくことで、日本の商習慣の近代化を図ることができると信じています。」とコメントしています。
この提携によって、両社は新しい決済体験の創出を通じて、企業の生産性向上に貢献することを目指しています。今後の動向に注目です。