業務効率化の新時代を迎えたエクセリのRPAロボット開発とは
業務用無線機やトランシーバーの販売・レンタルを手掛ける
株式会社エクセリ(本社:東京都墨田区)は、最新のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)技術を駆使し、デジタル化時代における業務効率化を推進しています。特筆すべきは、たった1年間で44体ものRPAロボットを内製化し、業務の効率と精度を大幅に向上させたことです。この取り組みは、経理や配送管理、WEB開発など幅広い分野において貢献しています。
内製化による自走体制の確立
エクセリでは、業務の効率化を目的として、RPAの開発と運用を完全に内製化しました。その過程で、モンゴル人やベトナム人といった多国籍の社員が中心となり、業務の設計から実行に至るまで多様な知見を活用しています。このチーム構成により、柔軟かつ迅速な対応が実現され、業務が円滑に進められる環境が整いました。
RPAの導入が進むにつれて、社内では「ロボットが職場の一員」としての文化が形成されました。エクセリでは、ロボットが業務をサポートするだけでなく、会議や改善活動でもその役割が重要視されています。
定型業務から非定型業務へ
エクセリが開発したRPAロボットは、単なる業務の効率化を超えて、AIとの連携によるさらなる自動化を目指しています。従来の定型業務に限らず、AIによるデータ分析や自然言語処理を組み合わせることで、非定型業務にも対応できる仕組みを整えています。これにより、業務の幅が広がり、新たな付加価値の創出が期待されています。
具体的な成果
エクセリが1年間で構築した44体のRPAロボットは、データ処理、帳票出力、メール送信、さらにはシステム間連携など、多岐にわたる業務を自動化しています。その結果、業務時間の大幅な削減やエラー率の改善が実現され、社内の生産性が飛躍的に向上しました。また、専任の担当者を配置することで、現場レベルでの自主的な改善と運用が進むようになりました。
今後の展望と改革
エクセリの導入責任者は、「RPAなしでは当社の業務は成り立ちません。ロボットは今や、社員同様に成果を出す仲間です」と語っています。この言葉からも、RPAの重要性が強調されています。さらに、AIとの融合により、次世代の業務効率化を進めていく意気込みを持っています。
高度自動化と人材育成
今後は、AIとRPAの連携を通じて、高度な業務の自動化にも取り組んでいく計画です。具体的には、自然言語処理を活用した問い合わせ対応や、データ分析に基づく予測機能の実装を進めることで、業務効率化を次のステージへと引き上げます。また、運用体制の標準化や強化にも力を入れ、社内の品質を保証しながら、ロボットの適切な運用が行えるよう基盤を整備していく予定です。
多様な人材の育成にも注力し、国際的人材の活躍を促進します。これにより、組織全体の変革力を高め、誇れる業務運営を実現できるよう目指していくつもりです。
会社概要
- - 社名: 株式会社エクセリ
- - 所在地: 東京都墨田区菊川3-17-2アドン菊川ビル4F
- - 代表者: 代表取締役 吉田 統一
- - 公式サイト: エクセリ公式サイト
- - RPA導入事例: 詳細はこちら
このように、エクセリは業務効率化の最前線を走り続けています。多国籍チームによる挑戦と、AIとRPAの融合が生む未来に期待が高まります。