ウポポイが待望の新プログラム「サㇰパ」を開始
北海道白老町に位置するウポポイでは、2025年4月1日から新プログラム「サㇰパ」が始まります。この「サㇰパ」はアイヌ語で「夏の年」を意味し、熱い夏の日々に合わせてご家族や友人と共にアイヌ文化を楽しむ新しい機会を提供します。
サㇰパの特徴
ウポポイでは、従来の「グリーンシーズン」に該当するプログラムを大幅に拡充。この夏のプログラムでは、丸木舟の操船実演や芸能披露など、アイヌ文化に触れながら学びの多い時間を過ごせるアクティビティが満載です。また、11月から始まるホワイトシーズンは「マタパ」と名づけられ、冬の季節も楽しめる内容を予定しています。
営業時間と入園情報
新しいプログラムは、2025年4月1日から10月31日までの期間で実施され、特に夏場の営業時間が延長されます。例えば、7月19日から8月31日までは、9:00から20:00まで開園。これは、訪れる皆さんがゆっくりと過ごせるように配慮されています。
- - 入園時間: 閉園時間の1時間前まで
- - 博物館入館時間: 閉園30分前まで
- - 駐車場利用時間: 8:30から閉園1時間前まで
月曜日が祝日の場合は、翌日以降の平日が閉園日となります。特別なイベントが行われる日や長期休暇中は、特別開園もあり、公式サイトにてカレンダーが公開されています。
体験型のプログラム
ウポポイの楽しみは、単なる観光地ではなく、体験型のアクティビティにあります。例えば、丸木舟の操船実演では、アイヌの伝統的な漁法や生活が体感できます。さらに「ウパㇱクマ」では、アイヌの歌や踊りを通じて、その文化の深さを知ることができます。このプログラムは、季節ごとに異なるテーマで行われ、訪れるたびに新しい発見があります。
また、自分のムックリを持参することで無料で歌の演奏体験ができるなど、参加者が主体的に楽しめるよう工夫されています。特設の工房では、初心者でも安心して学べます。
国立アイヌ民族博物館のイベント
毎週末、国立アイヌ民族博物館では豊富なイベントが企画されています。専門の学芸員によるギャラリートークや、実際にアイヌ文化を体験できるホリデーイベントなど、知識と楽しさを兼ね備えた内容が盛りだくさんです。これらのイベントを通じて、地域の歴史や文化に対する理解を深めることができます。
2025年サㇰパの特別イベント
さらなる楽しみとして、春の連休イベントや開業5周年記念イベントなど、特別な開催が予定されています。詳しいスケジュールは公式ウェブサイトで確認できるため、訪問の際にはぜひチェックしてください。
アクセス情報
ウポポイへのアクセスは非常に便利です。JR白老駅から徒歩約10分、新千歳空港からは約40分。入場料もお手頃で、大人は1,200円、学生は600円と、家族で訪れやすい価格設定が魅力です。アイヌ文化と触れ合い、特別な体験ができるウポポイで、心に残る夏の思い出を作りましょう。公式ウェブサイトやSNSもぜひご確認ください。