子どもたちの未来を支えるワークショップ
東京電機大学が提供する、「TDU社会・地域連携事業 公開講座 D-SciTech プログラム」が、2025年下半期及び2026年のプログラムを発表しました。この体験型のワークショップは、小学生を対象に理科や科学の楽しさを伝えるための企画です。実験を通じて学ぶことで、子どもたちの思考力を育み、未来のエンジニアを育成する目的があります。
プログラムの概要
今回のワークショップでは、主に「エネルギー」をテーマにした講座が開講されます。特に注目されるのは、燃焼エネルギーに焦点を当てた内燃機関の仕組みを学ぶ講座です。これは株式会社IHI原動機との共催で行われており、実際のモデルを使ってエンジンの動きを学ぶことができます。その他にも、言葉の表現力を大切にする講座や、自分だけの絵本を生成AIを使って作る講座など、多彩な内容が用意されています。
参加講座の紹介
下半期のプログラムには、以下のような講座があります:
- - 親子電気教室:家庭での電気について探求し、親子で学ぶことができる内容。
- - 理科実験教室:豆腐の化学反応を通じて、身近な科学を体験。
- - こども光科学教室:シャボン玉実験や万華鏡工作を行い、光の性質を観察。
- - 電子工作教室:マイクロビットを利用したプログラミングを学ぶ機会。
さらに、著名な落語家、林家なな子を講師に招いた「言葉の大切さ」を学ぶ講座や、自作PCの組み立てにチャレンジする講座もあり、企業や団体の専門家たちとともに実践を通じて学ぶことができます。
エンジニアへの道を開く体験型教育
このプログラムは、子どもたちが将来の技術者として成長するための基盤作りをサポートしています。科学や技術に対する興味を高めるだけでなく、体験を通じて理解を深めることができます。また、自らの手で創り出す楽しさを味わうことで、単なる知識の習得にとどまらない成長を促します。
開催スケジュール
下半期の講座は、2025年10月から2026年3月にかけて行われ、全8講座が予定されています。参加は無料ですので、経済的な負担を気にすることなく幅広い子どもたちに参加してもらえるチャンスがあります。各講座は事前予約が必要ですが、詳細は東京電機大学の公式サイトから確認できます。
地域に根ざした教育の重要性
東京電機大学は地域との連携を強化し、子どもたちの学びの場を提供することで、地域全体を活性化させるというミッションを持っています。学ぶ楽しさを提供するだけでなく、地域の大人たちとも密接に連携し、将来の技術者を育むための新たなプロジェクトを進めています。
このワークショップを通じて、子どもたちは夢を抱きながら自分の可能性を広げることができます。「未来のエンジニア」の道を歩む第一歩として、このプログラムにぜひ参加してみてください。