TCBチャリティーコンサート
2025-07-28 17:46:23

TCB主催のチャリティーコンサートが医療ヘリの安全を支援

TCB主催のチャリティーコンサートが医療ヘリの安全を支援



TCB(東京中央美容外科)は、2025年6月7日に福岡でチャリティーコンサートを開催し、長崎県壱岐島沖で発生した医療搬送用ヘリの事故で犠牲となった3名への追悼の意を表しました。この公演では、集まった収益と寄付金が合わせて120万円となり、NPO法人救急ヘリ病院ネットワークの「Safe Crew Project」へ寄付され、医療クルーの安全対策強化に役立てられます。

コンサートの背景



今年の4月6日に発生した悲劇的なヘリの事故を契機に、TCBは「医療現場での安全確保は最優先」という意識をもってコンサートの開催を決断しました。元フライトドクターであり、現在は美容医療に携わる松村圭祐医師のピアノ演奏が、参加者の心を打ち、医療の安全について考えるきっかけを提供しました。

このチャリティーコンサートには、医療クルー・患者・その家族のいのちを守る活動が広く認知されるべきという理念が込められています。実際、ドクターヘリは日本全国で数多くの命を救っており、その活動の質を向上させるためにも、訓練と安全装備が必要不可欠です。

寄付の詳細



寄付金は「Safe Crew Project」へ向けられ、具体的には以下の用途に利用される予定です。
  • - 洋上不時着対応訓練の受講費用(1人当たり5万円)
  • - 医療クルーの装備などの備品費
  • - SNSや動画制作に伴う広報活動費

日本において、こうした必要な訓練に対する公的な補助はほとんどなく、さらに訓練施設が限られているため、医療クルーの負担は大きい状況にあります。TCBは、少しでもその負担を軽減し、より多くの人々が安全な環境で訓練を受けられるよう支援しているのです。

コンサートのプログラム



コンサートの内容は、特別対談と音楽の二部構成でした。第一幕では、TCBの寺西医師と松村医師、そして現役フライトドクターの本村医師が対談し、医療ヘリとその運営の現実について語りました。特に、事故の背景には現場で活躍する医療クルーの努力があることに触れ、フライトドクターとしての体験談も披露されています。

第二幕では松村医師によるピアノ演奏が行われ、バッハやベートーヴェンの作品が演奏される途中で、哀悼の意が音楽を通じて表現されました。多くの参加者が心を一つにし、真剣に耳を傾ける時間となりました。

今後の展望



TCBは、美容医療の提供を通して社会全体の健康や安心を支えるため、今後も医療関連団体との連携を強化し、支援を続けていきます。このチャリティーコンサートもその一環であり、関わるすべての人々が安心して医療サービスを受けられるような社会を目指してまいります。

今回の活動を通じて、医療従事者への敬意を再確認するとともに、彼らの活動が広く周知されることを願っています。ドクターヘリの安全と医療クルーの活動を支えていくためには、私たち一人一人の理解と支援が不可欠です。心からの応援を皆で続けていきましょう。


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