フィリピンの未来を支える舞台「その花をかた手に」開催概要
株式会社Voice Crewが主催する舞台「その花をかた手に」が2025年10月29日から11月2日まで、東京・代々木のSYDホールで上演されます。この特別なイベントは、フィリピンのスモーキーマウンテン、通称ゴミ山で生活する子どもたちへの学資支援を目的とするものです。支援活動の一環として、クラウドファンディングが行われ、集まった資金は直接、現地の教育支援に充てられます。
背景と必要性
フィリピンのゴミ山に住む人々は、日々換金可能なゴミを集めて生計を立てています。雨の日も風の日も働き続ける彼らの姿は、一般には想像しがたい状況です。特に子どもたちは、家庭の都合で学校に行けず、教育を受けられないまま成長してしまいます。このような環境で育つ彼らが将来どのように自立していけるのか、厳しい現実が広がっています。学びの機会が得られないことで、彼らは夢や希望を描くことすら難しいのです。
この負の連鎖を断ち切るために、株式会社Voice Crewは「学ぶ権利」を広げるべく、幼稚園から教育支援を始めています。子どもたちが未来を自分の手でつかむための基盤を作ることに貢献する金銭的なサポートが必要です。
舞台のテーマとメッセージ
舞台「その花をかた手に」は、山口千恵著の小説『パタヤにふる星』の一節が基になっています。「あなたは今、本当の意味で生きていますか?」という問いは、物質的に豊かな日本社会に生きる私たちにも投げかけられています。GDPの数字だけでは測れない“心の豊かさ”を見つめなおす機会として、この舞台は機能します。
日本では、経済的な豊かさと幸福度が必ずしも相関しないことが知られています。実際、幸福度ランキングではフィリピンとの差はわずか0.14ポイントしかなく、心の充実が何を意味するのかを考える大切さを改めて感じることが求められています。
具体的な支援方法
舞台の開催に合わせて、クラウドファンディングも同時に実施されます。集まった資金は、教育機関への寄付や学資支援金として、直接フィリピンの子どもたちに届けられます。チケットは一般席が4,500円、VIP席が8,000円、高校生以下3,000円、小学生1,000円、またオンライン配信チケットは4,200円に設定されています。これらの売上は、全て支援金として活用されます。
ぜひ観に来てください
現地を訪れた際に感じたように、どんな状況でも前を向いて生きる力を持つ彼らから私たちは多くを学ぶことができます。この舞台を通じて、観る人々が自分自身の幸せについて深く考えるきっかけになればと考えています。
舞台「その花をかた手に」は、ただの鑑賞ではなく、フィリピンの子どもたちの未来を共に支える活動の一環です。是非、足を運んでみてください。その一歩が、未来を変える力になります。
イベント詳細
- - 日程: 2025年10月29日(水)〜11月2日(日)
- - 場所: 東京・代々木 SYDホール
- - チケット購入方法: クラウドファンディングページや公式ウェブサイトから購入可能
会社情報
株式会社Voice Crewは、ビジネスボイストレーニングを専門にした企業であり、様々なイベントや研修を通じて人々の声を引き出す活動を行っています。お問合せや詳細情報については、株式会社Voice Crewの公式ウェブサイトをご覧ください。