製薬業界のDX推進を実現するARIとリンクスの新しい取り組み
近年、製薬業界はデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が高まっています。そんな中、いち早くデジタル技術を取り入れたソリューションを展開するリンクス株式会社が、ARIとの協力により新たな一歩を踏み出しました。リンクスが提供するラボオートメーションソリューション「LabHub(ラボハブ)」のUI/UXデザインに対し、ARIが支援を行った事例が注目されています。
LabHubとは?
「LabHub」は、実験の手順をデジタル化し、自動化することで科学研究の効率化を図るツールです。特に大手製薬会社との共同開発を通じて、研究員の負担を軽減することが目的とされています。このソリューションは、日々進化する科学技術に対処し、かつ多様なデータベースの取り扱いに寄与する仕組みを備えています。
ARIのデザイン支援内容
ARIは、リンクスのLabHubに対して、UIおよびUXデザインの支援を行いました。特筆すべきは、各画面の細部にわたる設計とがどれだけユーザーに寄り添ったものであるかという点です。
ARIはまず、新たな画面の制作に着手しました。ユーザーインターフェース(UI)だけでなく、ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視した設計に取り組み、アイコンデザインやメッセージの表現など、全体を通じて丁寧な仕上げを行っています。特にUXライティングにおいては、アラートメッセージやその他のインタラクションに関する文言に、細華に気を配り、使いやすさを優先しました。
図も含めたLabHubの画面イメージは、そのシンプルさと直感的な操作性を示すものになっています。さらに、ユーザテストにおいてもARIが関与し、質問の設計からインタビューの分析まで一貫してサポートしました。
リンクスの評価と今後の展望
リンクス代表者は、ARIのサポートに対して高い評価を寄せています。特に、多国籍なメンバーが揃うリンクスにとって、外国語に対応できるデザインパートナーの存在は非常に重要です。「ARIは英語対応が可能であり、私たちの意図を的確に汲み取りながらプロジェクトを進めてくれる」と語ります。
ユーザーが迷わないよう文言の調整を行い、実践的なモックアップを製作した点も、非常に助かっているポイントです。今後もARIとの連携を通じ、効率的かつ無駄のない開発を進め、「CX(顧客体験)」を視野に入れたデザインを共に創出していくことを期待しています。
まとめ
ARIとリンクスのパートナーシップは、製薬業界のDX化を進める重要なステップです。両社の協働を通じて、今後ますます進化していく「LabHub」に期待が高まります。
詳細は
リンクス様導入事例にてご覧いただけます。