パーク24グループが「PRIDE指標2025」でシルバー認定を取得
パーク24グループは、最新の「PRIDE指標2025」にて「シルバー」認定を受けたことを発表しました。この認定は、企業におけるLGBTQ+など性的マイノリティへの取り組みを評価するもので、同グループの全7社が認定を取得しました。
この取り組みは、パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)をはじめ、タイムズ24やタイムズモビリティなどの関連企業を含んでいます。それぞれの企業は多様な人材が活躍できる職場環境の実現を目指し、2021年に策定したサステナビリティの中長期目標に基づき、積極的な施策に取り組んでいます。
多様な性の理解を深める施策
同グループは、性の多様性を尊重するための施策を展開しています。具体的には、人権方針の策定やDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)に関する相談窓口の設置、そしてアライコミュニティ「PALETTE」の設立を行い、様々な勉強会や意見交換のイベントを実施しています。これにより、職場内でのLGBTQ+への理解と認知度を高める努力を続けています。
2023年には「パーク24グループ ファミリーシップ制度」を新たに導入。この制度では、事実婚や同性パートナーシップの従業員も、法律上の婚姻と同等の社内制度を利用できるようになっています。このような制度は、多様な家族の形を尊重するもので、従業員が自分らしく働ける環境づくりに貢献しています。
Pride Monthとオンラインイベント
さらに、パーク24グループは「Pride Month」として、性の多様性への認識を深めるためのオンラインイベントを開催しています。このイベントでは、「オンライン会議を虹色に染めよう」というテーマで、社内で使用するための虹をモチーフにしたオリジナル背景画像を配布しました。これにより、全従業員が気軽にLGBTQ+に関する話題を共有でき、共感を呼ぶ場を提供しています。
以上の取り組みが評価され、パーク24グループは「PRIDE指標2025」においてシルバー認定を受けることとなりました。
PRIDE指標とは
「PRIDE指標」は、LGBTQ+が働きやすい職場環境を日本で実現するために設けられた評価指標です。work with Prideが2016年に策定し、多様な要素に配慮した5つの指標(Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowerment)で構成されています。企業はこれらの指標に基づいて点数を獲得し、認定のカテゴリーが決まります。
企業が担う社会的使命
今後もパーク24グループは、性の多様性に関する取り組みの強化を図り、様々なバックグラウンドを持つ人たちが生き生きと働ける環境を整えることに力を注いでいく方針です。多様な人材が活躍できる社会を目指し、企業の役割を果たしていきます。