トロデルビの新適応
2026-02-13 10:21:39
がん治療の新たな希望、トロデルビの適応追加申請を発表したギリアド
がん治療の新たな希望、トロデルビの適応追加申請を発表したギリアド
ギリアド・サイエンシズ株式会社は、トロデルビ(一般名:サシツズマブゴビテカン)について、免疫療法が適用とならないホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がんに対する適応追加の承認を申請しました。これは、日本国内において新たな治療選択肢を提供するものとなります。
新たな治療選択肢の誕生
今回の申請は、「ホルモン受容体陰性かつHER2陰性」、つまりトリプルネガティブ乳がんに対して行われており、悪性度が高く、治療選択肢が限られている患者にとって特に重要です。日本国内の進行乳がん患者の中でも、免疫療法(PD-1/PD-L1阻害剤)が適用されない方々を対象にしたもので、先進国での安全性および有効性を確認するための国際共同第III相試験の結果に基づいています。
この研究ではトロデルビと医師選択の化学療法の比較が行われ、安全性と有効性を評価されています。これにより、今後の治療に新たな光がもたらされる可能性があります。
トロデルビの特徴
トロデルビは、国内外で高い評価を受けている抗体薬物複合体(ADC)であり、特にホルモン受容体陰性およびHER2陰性の乳がんに対して効果が期待されています。この治療は、生存率の向上を狙った今までにないアプローチであり、日本を含む57カ国以上で承認されています。さらに、ホルモン受容体陽性の乳がんに対してもその効果が期待されています。
ギリアド・サイエンシズの理念
ギリアド・サイエンシズは、過去30年以上にわたり医療の革新に取り組み、全ての人々にとってより健康的な世界の実現を目指しています。特に、HIVやウイルス性肝炎、COVID-19、がん、炎症性疾患といった疾病に対する革新的な医薬品の開発に注力しており、現在も世界中で患者に付加価値を提供しています。2025年にはさらなる科学的発展と公衆衛生への貢献を目指して、大規模な投資計画も発表しています。
今後の展望
トロデルビに対する適応追加の申請は、治療選択肢の幅を広げ、患者に新たな希望を提供するものです。今後、適応が承認されることで、ホルモン受容体陰性でHER2陰性の患者さんにとっての有力な治療手段となることが期待されています。これにより、進行乳がんを抱える多くの人々に明るい未来がもたらされることを願っています。
結論
がん治療の世界は常に進化しており新しい治療法が登場する中で、ギリアド・サイエンシズによるトロデルビの新たな適応申請は、希望を抱く多くの患者にとって画期的な出来事です。今後の進展に注目が集まります。