越境学習の新たな形を体験!人事パーソン向けイベントレポート
1月28日、東京都中央区の「人事図書館」で、株式会社Trustyyle主催の人事に特化したイベント「人事のための越境学習入門」がハイブリッド形式で開催されました。このイベントは、新しい働き方を追求する多くの人事パーソンが集まった貴重な機会として、多様な視点からの学びが提供されました。
越境学習とは?
越境学習は、職業や組織、業種の壁を越えて新たなスキルや知識を身につける手法として、最近注目を集めています。特に、ますます多様化する働き方の中で、これを実践することがキャリア形成において重要とされています。本イベントでは、その具体的な方法や実践例について深く掘り下げられました。
登壇者紹介
このセミナーには、3名の素晴らしい登壇者が参加しました。
- 職業体験を通じた新たな学びの提供に取り組んでおり、「働く」ことの価値を見直すプログラムを展開。
- - 加藤遼氏(株式会社パソナJOB HUB ソーシャルイノベーション部長)
- 地域複業やワーケーションを通じて人と人をつなぐ新たな働き方を模索している。
- 地方創生や新しい働き方の推進に従事し、特に読書ワーケーションに注力している。
新しい学びの実践例
イベントでは、「越境=特別な派遣制度だけではない」というメッセージが強調されました。自らの興味を起点に小さく実践を始め、そこで得た経験を仲間と共有することが越境学習の第一歩であるとされています。岩田氏が推進している「読書ワーケーション」は、業務の一環として読書を行いながらワークを行うもので、場所と思想の両方での越境を実現します。
参加者からは、「赤ちょうちんの居酒屋で知らない人と話すのも立派な越境活動」という意見や、「読書ワーケーションを試した結果、新しいアイデアが生まれた」といった前向きな声が多数寄せられました。
参加者の意見
イベント終了後のアンケートでも、参加者の興味深い意見が多く聞かれました。短期のワークショップや旅の感覚で学ぶことができるという新たな視点を得たことに対する喜びには、共感の声が寄せられました。「誰と会うか」が学びの価値を大きく左右するという言葉を印象に残った参加者も多く、越境学習に対するハードルを下げることが重要だと強調されました。
まとめ
このイベントは、越境学習の実践方法やその意義を深く理解するための素晴らしい機会となりました。多様な視点からのレクチャーは参加者にとって、新しい働き方を模索する上での重要なヒントとなりました。今後もこのような交流の場を通じて、地域や業界を越えたネットワークが広がっていくことを期待したいと思います。人事図書館は、こうした新しい学びの場を提供し続けることで、未来のキャリア形成に寄与していくことでしょう。