防災コンサルタントを子会社化
2025-11-04 11:52:49

マイスターエンジニアリンググループ、防災コンサルタントを完全子会社化し技術サービス拡大へ

マイスターエンジニアリンググループ、株式会社防災コンサルタントを完全子会社化



マイスターエンジニアリンググループは、2025年10月2日付で株式会社防災コンサルタント(本社:北海道札幌市)の株式を100%取得し、同社をグループに迎え入れることを発表しました。これにより、防災技術サービスの強化と地域防災の活動を拡大する狙いがあります。

技術サービス連邦経営の実践


今回の株式取得は、「技術サービス連邦経営」の一環として位置付けられています。この経営スタイルは、高い技術力を持つ中小企業をグループとして統合し、各社が独自性を保ちながらも共に成長していくことを目的としています。特に、近年顕在化している技術者不足に対処しつつ、各企業が持つリソースを最大限に活用することで、地域防災の活動もより活性化していくことでしょう。

防災における新たな展開


日本は、災害が多発する国であるため、防災に対する取り組みがとても重要です。マイスターエンジニアリンググループでは、防災を超重要インフラの一部と位置づけており、その活動はライフラインに直結しています。今回、新たに加わる株式会社防災コンサルタントは、設計、施工からメンテナンス、改修まで一貫した防災設備サービスを提供できる体制を整えています。

特にエコー防災株式会社が現在この領域の中核を担っており、これに防災コンサルタントが加わることで、東京を中心とした地域から北海道までの広がりを見せることになります。この地域的拡充により、より多くの人々が効果的な防災サービスを受けられることが期待されます。
さらに、防災コンサルタントの長年の経験と豊富な知識を活用し、グループ全体の技術力の向上を図りつつ、人材の採用や育成にも注力していく計画です。

株式会社防災コンサルタントの概要


防災コンサルタントは1975年に創業し、消防用設備工事や保守点検業務を専門とする企業です。近年ではインターホンや防犯カメラの設置、建築基準法に基づく調査・検査業務など、事業分野を拡大してきました。官公庁を主要取引先に持ち、信頼関係を築いてきた実績は、多くの資格を持ったプロフェッショナルが在籍するための基盤となっています。
特に、自主施工が可能な高い技術力を持つ組織体制が、安定した運営と成長を支えています。

新たな技術の導入と品質向上


最近のIT技術の発展が、防災設備の技術にも大きな影響を与えています。防災コンサルタントは、これまでの経験を基に、新しい技術を導入しながら品質向上に努めています。建物、人命、財産を守るためには、常に変化する環境に適応していくことが求められます。今回は、グループとしての技術力を結集し、さらなるサービスの質向上を目指すことが強調されています。

おわりに


マイスターエンジニアリンググループの今回の動きは、地域の防災力向上に大きな影響を与えるでしょう。防災設備の設計・施工・メンテナンスにおいて、一貫したサービスを通じて、より安全な社会を創るために、引き続き注力していくとしています。今後の動向に注目が集まる中、地域住民にとっても期待感が持たれるニュースとなりました。


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