NiX JAPANグループが新たな経営体制を発足、未来への一歩を踏み出す

新たな経営体制の発足

2025年に向け、NiX JAPANグループ株式会社が新たに設立されました。この発足の背景には、事業の拡大とグループ企業の増加があり、経営資源を効率的に配分し、迅速な戦略的判断を可能にするための経営統括機能が求められました。新体制は、2025年7月1日から本格始動し、引き続き幅広いビジネス領域への展開を目指しています。

NiX JAPANとは？

NiX JAPAN株式会社は、富山県富山市を本社に設立された企業で、代表取締役社長を務める市森友明氏が率いる会社です。これまで、インフラ計画や設計、再生可能エネルギー、さらには海外事業など、多岐にわたる領域での活動を展開してきました。その成果を掲げる新会社は、東京都千代田区に本社を置き、グループ全体の経営を統括する新しい役割を担います。

新会社設立の目的と背景

NiX JAPANグループの設立において、特に重要な要素として挙げられるのは、事業領域の拡大に伴う持株会社としての機能です。経営資源を最適に配置し、企業間の連携を強化することが求められています。これにより、迅速な経営判断や戦略立案が可能になると期待されています。

2030年へのビジョン

2025年6月期には、グループ連結売上高が95億円、営業利益が8億円に達する見込みです。さらに中期経営計画では、エネルギー事業と海外事業を中核に据えた成長戦略を展開。その結果、2029年6月期には売上高150億円、営業利益20億円と目指しています。この成長を支える基盤として、エネルギー・海外事業の売上高構成比も増加し、2029年には約25％を占めるとされています。

中長期的な企業価値向上

ニーズの変化に対応しつつ、競争力を強化するための体制を構築することで、グループ全体の企業価値向上を図ります。また、多くのグループ企業が関東圏に所在することから、事業活動の中心を東京都に置くことも重要な施策とされています。本社と登記上の本店は富山市で運営し、富山県での投資・事業展開も継続していく意向です。