30周年を迎える『バレエ・ドラゴンクエスト』新公演の全貌
2025年の夏、バレエとファンタジーRPGのコラボレーションとして多くの支持を集めてきた『バレエ・ドラゴンクエスト』が、30周年を記念して新国立劇場に帰ってくる。スターダンサーズ・バレエ団が手掛けるこの公演は、8月23日と24日の2日間、オペラパレスで行われ、東京都交響楽団の迫力ある生演奏と共に、一大冒険物語が繰り広げられる。
歴史と魅力
『バレエ・ドラゴンクエスト』は、初演が1995年に行われて以来、その独創的な表現と壮大なストーリーで多くの観客の心を掴んできた。特に、ゲームファンからも広く支持されており、これまでに50回以上の再演を重ね、バレエとしての新たな地平を切り開いてきた。バレエとゲームの世界観が見事に融合した作品は、アートとエンターテインメントの新たな形を示している。
公演の詳細
今回の公演では、重要な役割を担うのが、白の勇者と黒の勇者。8月23日の公演では、フランスのボルドー・オペラ座バレエ団から太田倫功、イギリスのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団より伊藤陸久が演じる。24日の王女役には、新国立劇場バレエ団の池田理沙子がゲストとして登場する。
さらに、今回の公演では東京都交響楽団による演奏が初めて実現する。ゲーム音楽の名作の数々を担当した作曲家、すぎやまこういち氏の作品を含む全41曲を生演奏で楽しむことができ、観客を一層魅了するだろう。「序曲」「コロシアム」「そして伝説へ」といった名曲に、バレエのための新たに書き下ろされた曲も加えられ、聴きごたえ満点の内容となっている。
スペシャルな体験
演出・振付を手がける鈴木稔氏は、文化庁からの芸術選奨を受賞するほどの実力派。彼の手で作り上げられる舞台では、音楽とバレエが見事に調和し、観客に感動を届ける。また、スターダンサーズ・バレエ団は、この公演に総力を挙げて挑んでおり、普段とは異なるロマンチックで冒険にあふれる世界観を体験できるのも大きな魅力だ。
チケット情報
公演は8月23日(土)と24日(日)に、いずれも14時からスタート(13:15開場)。チケットの料金は、SS席からD席まで多様な価格が設定されており、大人だけでなく子どもや25歳以下の若者向けの特別価格も用意されている。公演の詳細情報やチケット購入は、スターダンサーズ・バレエ団の公式ウェブサイトから確認可能。
この夏、特別な時間を過ごしたい方にお勧めの『バレエ・ドラゴンクエスト』。壮大な冒険へとあなたを誘うこの公演、ぜひお見逃しなく!
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スターダンサーズ・バレエ団公式サイト