岡山大学の共創未来
2025-11-05 23:04:34

岡山大学が地域の未来を切り開く共創イノベーションに取り組む

岡山大学が地域の未来を切り開く



岡山大学は、2025年10月31日に津島キャンパスにて開催された意見交換会で、経済産業省中国経済産業局の林揚哲局長らと地域共創について意見を交わしました。この会議には岡山県の担当者や地元企業の代表者も参加し、地域活性化と産業振興に向けた協力のあり方について活発な議論が行われました。

意見交換の一環として開催されたシンポジウム「日本の発酵技術を世界へ麹菌と固体培養の本質に触れ、発酵が拓くみらいを考える」は、フードテックエバンジェリストの外村仁氏や、SAN-J Internationalの代表である佐藤隆氏、フジワラテクノアート副社長の藤原加奈氏などが参加しました。

多くの専門家が集まったこの場で、日本の技術や文化の優れた点にアメリカが注目しているという意見が飛び交い、グローバル展開についての期待が膨らみました。また、特に瀬戸内地域の独自の文化資源—アートや食における可能性—への関心も高まりました。参加者からは、「発酵は日本の強みであり、大学の研究と地域企業の技術結合による国際的な展開が期待されます」といった意見も寄せられました。

会議ではさらに、デジタル技術を活用した健康づくりや、デジタル田園健康特区における先進的な取り組みへの関心も示され、「大学には社会を変える力がある」と強い期待が寄せられました。岡山大学が注力する研究領域として、発酵やデジタルヘルス、光合成に基づいた新しいイノベーション創出の可能性が大いに語られました。

意見交換会の締めくくりに、林局長は「中四国地域でのイノベーション創出に向け、岡山大学と共に考え、取り組んでいきたい」と述べ、産業界と学術界の協力への意欲を示しました。

岡山大学は、地域の中核として特色ある研究大学の役割を果たすべく、様々なステークホルダーとの連携を強化し、地域共同体の未来の共創を推進していきます。地域の未来を見据えた岡山大学の取り組みから目が離せません。

共創イノベーションラボKIBINOVE



この議論の場となった共創イノベーションラボ「KIBINOVE」は、岡山大学津島キャンパス内に位置しています。これからも地域の豊かな資源を通じて新しいアイディアや技術が生まれることが期待されます。地域の未来に向けた岡山大学の挑戦を引き続き応援していきましょう。

参考情報




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