AIと研究支援
2025-11-27 11:25:37

エディテージが提案するAIと専門性の統合で研究支援を強化

エディテージが創る新しい研究支援



日本発の研究者総合支援サービスブランド、エディテージは、11月4日から6日までインドネシア・ジャカルタで開催されたGlobal Research Council(GRC)2025アジア太平洋会合に参加しました。この会合は、研究助成機関や大学をはじめとする多様な関係者が集結し、今後の研究倫理、オープンアクセス、AIの活用法などについて議論を交わす貴重な場でした。

AIと専門性の融合



エディテージがまず紹介したのは、「AI × 人」との新しいアプローチで、これはAIの処理能力と人間が持つ経験や倫理観を組み合わせる重要性を強調するものでした。この提案は、論文の質を向上させ、研究プロセスの透明性を高め、助成審査の公平性を実現することを目指しています。また、AI技術を活用することが避けられない中で、その倫理的課題や説明責任についても多くの関心が寄せられました。

パネルディスカッションの模様



エディテージは、会議の一環として「Funding Science in the Age of AI: Redefining Openness, Accountability, and Impact」というテーマでパネルディスカッションを主催しました。ここでは、ニュージーランドや中国、インドネシアの研究者が登壇し、AIが研究助成にどう貢献するか、学術分野で必要な倫理の枠組み、情報格差の解消方法について活発に意見交換を行いました。

司会を務めたエディテージの副社長、Ruchi Chauhanは、AIの急速な進化により研究の効率性が飛躍的に向上する一方、人間の判断力や倫理観はAIには代替できないことを指摘しました。彼女は、「AIと人間の洞察を融合させることが、科学における誠実性と多様性を守る鍵である」と強調しました。

専門家の声



この会議には多くの国から参加者が集まり、エディテージの提案するコンセプトに対して前向きな意見が相次ぎました。Cactus Communicationsの成長責任者、Siddharth Bhatiaは、「今、研究界は大きな変革期を迎えている。AIと人の知性が結びつくことで、研究の質や透明性が向上していく」と述べ、助成機関がこの変化の中心にいることを訴えました。また、インドネシア国家研究革新庁(BRIN)副議長のAgus Haryonoは、AIと専門知識が組み合わさることによって、研究が国際的に競争力を持つための基盤が整うと期待を寄せました。

人が核となる研究の未来



GRC 2025を通じて明らかになったのは、AIの進展が進む中でも、研究の根底にあるのは人間の経験や倫理であるという重要な点です。AIの速度やデータ処理能力を駆使する一方で、人間の深い理解や創造性とどう組み合わせるかが、今後の鍵となります。エディテージは、研究者や大学、助成機関と共に、未来の研究をつくるための取り組みを続けていきます。

エディテージについて



エディテージは、科学コミュニケーションとテクノロジーを専門とするカクタス・コミュニケーションズのブランドであり、2002年から研究者のニーズに応える多様なサービスを提供しています。300万人以上の研究者をサポートし、200万件以上の論文を世に送り出した実績を持つエディテージは、今後も研究の質向上と透明性確保に寄与し続けるでしょう。


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