東芝テックのPOSシステムに共通ポイントサービスが追加

東芝テックのPOSシステムに共通ポイントサービスの導入が実現

株式会社日立ソリューションズは、東芝テックが提供する専門店物販POSシステム「ShopWorks 7G」に、新たに共通ポイントのゲートウェイサービスを接続することが発表されました。この新サービスは、企業がポイントシステムを早期に導入できるよう支援し、消費者にとっても利便性を向上させるものです。

ShopWorks 7GとPointInfinityの連携

このシステムの導入により、利用店舗はdポイントなどの共通ポイントをスピーディーに開始可能になります。約1億人の会員がいるdポイントを、POSシステムの改修や、個別のポイント事業者との接続を行わずに活用できることは、特に中小規模の店舗にとって大きなメリットです。

dポイントは、全国600社、11万店舗以上で使用されているため、消費者の認知度も非常に高いです。このポイント制度の導入は、顧客がより多くの店舗でポイントを貯めたり使ったりできる環境を生み出すことになります。

導入の利点

1. スピーディーな導入

使用店舗は、dポイントなどの共通ポイントをすぐに利用できるようになります。これにより、顧客がポイントを活用しやすくなり、リピーターの増加が期待できるでしょう。

2. カスタマイズコストの削減

共通ポイントを導入するときに必要なPOSシステムの改修作業や、ポイント事業者との個別の接続が不要になるため、コストを大幅に削減できます。従来ならば導入を躊躇していた店舗も、この手軽さから導入を検討しやすくなるでしょう。

3. 設備投資の軽減

日立ソリューションズが提供する回線設備やサーバー設備によって、お客様が新たに設備投資を行う負担が軽減されます。これにより、特に資金繰りに悩む小規模事業者にも優しいシステムとなります。

共通ポイントの必要性

近年、共通ポイントサービスの需要が急拡大しており、専門店や物販業界にもその影響が波及しています。顧客満足度の向上とリピート客獲得を狙った共通ポイント導入のニーズが高まっている中、これを実現するためのコストが負担と感じる事業者も多く存在します。

このような問題を解決するため、日立ソリューションズは東芝テックのPOSシステム「ShopWorks 7G」と自社の「PointInfinity マルチポイントゲートウェイ」を連携させることで、シームレスに共通ポイント制度を導入できる体制を整えたのです。

今後の展望

日立ソリューションズは、企業のデジタルマーケティングをさらなる次のステージへと引き上げ、持続可能な成長の実現に貢献していく方針を打ち出しています。進化するデジタル市場で、彼らの新しい取り組みがどのように展開されるのか、今後の動向に注目が集まります。

このサービスは、今後も企業のニーズに合わせて進化を続け、消費者の利便性を一層高めていくことでしょう。詳しくは、日立ソリューションズの公式ウェブサイトを訪れてみてください。
日立ソリューションズ公式サイト