最新デザインの水栓「YORI SUTTO/SUTTO」が高い評価を受けました

SANEIの洗面水栓がデザイン賞を受賞！

SANEI株式会社が展開するsʌneiブランドの「YORI SUTTO」と「SUTTO」シリーズが、名誉ある「JIDAデザインミュージアムセレクション Vol.27」に選ばれました。この選定は、日本インダストリアルデザイン協会（JIDA）によって行われ、毎年「今残すべきデザイン」が選出されています。

受賞の背景と特徴

この洗面用水栓の最大の特徴は、そのデザインが大胆に従来の常識を覆している点です。他の多くの洗面水栓が厚みのあるハンドルを使用している中で、SUTTOはそれを捨て去り、薄板状の金属プレートで構成されたレバーを採用しました。これにより、洗面水栓はシンプルでありながら、先進性と気品を兼ね備えた印象を与えられるようになっています。

デザインの秘密

デザイナーの森田恭通氏が手掛けたこのシリーズは、「飾らず、美しい、水のように。」というコンセプトのもとに生まれました。「水を使う」動作に焦点を当て、本当に必要な要素に絞ったことで、無駄を省いた洗練されたミニマリズムを達成しています。その結果、生活に自然に溶け込むデザインが完成しました。

JIDAについて

JIDAは、1952年に設立された日本初の全国デザイン団体で、産業デザインの振興を目的としています。この選定事業である「JIDAデザインミュージアムセレクション」では、年に一度、その年に残すべきデザインが選ばれ、今回の選定では計59点が選出されました。SUTTOとYORI SUTTOの水栓は、その一環として評価されたのです。

展示会の情報

受賞に伴い、選定された製品は2026年1月16日から20日まで、東京都港区のAXISギャラリーで展示される予定です。デザインファンはもちろん、住空間のインテリアに興味のある方にも見逃せない機会となることでしょう。

SUTTO/YORI SUTTOシリーズの詳細

この2つのシリーズは、デザインが異なり、YORI SUTTOはさらにスリムなデザインで展開されています。カラーバリエーションは11色あり、サイズもショート、トール、ミドルの三種類が用意されています。お好みに合わせて選ぶことができ、ボトルトラップも多色展開されているため、一層の個性を演出することができます。

オリジナルグラフィックレバー

さらに注目すべきは、両シリーズに採用されたオリジナルグラフィックレバーです。水栓レバーに転写されたグラフィックは、まるでキャンバスのように、こだわりのあるカラーやデザインを形にすることが可能です。

この見事なデザインと先進的なアイデアが集約されたSUTTOとYORI SUTTO、ぜひ実際に手に取って、その美しさと機能を体験してみてください。