春の献血キャンペーンが東京でスタート
東京都では、3月1日から3月31日までの1ヶ月間、春の献血キャンペーンを実施します。この活動は、病気や怪我で血液の輸血を必要とする方々のために、安定した血液供給を目指すものです。血液は人工的に作ることはできず、長期間保存することも不可能なため、日々の献血が欠かせません。しかし、春の時期は花粉症などで体調を崩しがちな方も多く、献血可能な人が減少する傾向があります。
このような状況を踏まえ、東京都は企業と連携し、献血の協力を呼びかける活動を強化します。ポスターや動画などの広報手段を用い、多くの人々へ献血の必要性や重要性を伝えます。みなさまの積極的なご参加をお願い申し上げます。
企業と連携した取り組み
今回のキャンペーンでは、以下の6社が参加し、社内で献血に関するポスターやチラシを掲示、配布します。これにより、社員の方々に献血の協力を促すことを目指しています。また、顧客への情報提供や企業のホームページでのキャンペーンPRなども行われます。
- - 第一生命保険株式会社
- - 住友生命保険相互会社
- - 明治安田生命保険相互会社
- - 株式会社JTB
- - 大塚製薬株式会社
- - 東京フットボールクラブ株式会社(FC東京)
イベントの広報には、東京都ご当地キャラクターである「けんけつちゃん」も登場し、多くの人々に親しまれる活動となることを期待しています。
ポスターと動画による広報
このキャンペーンの一環として、配布されるポスターや動画による広報も積極的に行われます。特にJC首都圏エリアでは、車両内の広告や街頭ビジョンでのポスター掲示、さらに「気持ちをアゲる『行ってみよう!献血』」という呼びかけの動画も街中で流されます。
掲出予定期間は、3月3日から9日までとなっており、新宿、渋谷、池袋などの多くの交通の要所で目にできるはずです。また、JR首都圏エリアのトレインチャンネルでも動画が放映されます。
ムービーは東京都の公式動画チャンネル「東京動画」にもアップロードされており、さらに広範囲での周知が図られることになります。
献血日時・場所
献血は、東京都内の常設献血ルームや献血バスなどで行うことが可能です。事前予約をお願いしているため、献血を希望する方は、献血Web会員サービス「ラブラッド」を利用したり、各献血ルームに電話で問い合わせて予約を行うことができます。「ラブラッド」アプリも利用可能で、より便利に献血を申し込むことができます。
特に、輸血に使用される血液は長期保存できないため、平日の献血者数が少ない傾向にあります。土日よりも平日の予約をお勧めいたします。さらに、新宿西口献血ルームは令和7年2月時点で休所中ですので、利用前には必ず事前に確認を行ってください。
今春、東京都の献血キャンペーンに参加して、多くの人々の命をつなぐ手助けをしませんか。皆様のご協力をお待ちしています。