ハッピータイム導入
2025-08-29 15:57:05

日鉄物産システム建築が熱中症対策として「ちるちるハッピータイム」を導入

日鉄物産システム建築が取り組む熱中症対策



日鉄物産システム建築株式会社は、熱中症を防ぐための新しい取り組みとして「ちるちるハッピータイム」を導入しました。この取り組みは、2025年の夏から開始され、現場作業員の健康と安全を守ることを目指しています。

「ちるちるハッピータイム」は、作業の合間に設けられた10〜15分程度の休憩時間です。この時間は、ただの休憩ではなく、積極的に水分や塩分を摂取し、体を冷やす工夫をすることが大切です。現場全体で声をかけ合いながら、体調を整えることが目的とされています。具体的には、塩分を含む菓子やスポーツドリンク、冷却グッズが現場に常備され、作業員がリラックスできる環境が整えられています。また、気温や湿度が高い日は、休憩の頻度や長さを柔軟に調整し、現場の状況に応じた運用を行っています。

この「ちるちるハッピータイム」という名称は、若い世代から提案された造語で、リラックスやクールダウンを意味する言葉が掛け合わされています。この時間帯に、作業員が身体を冷やすことを目的としたアクティビティを行うなど、心身ともにリフレッシュできる貴重な時間となっています。中には、かき氷機を設置し、作業員が氷を食べて体を冷やす取り組みをしている現場も存在します。

熱中症対策のトリプルアプローチ



日鉄物産システム建築は、単に休憩時間を設けるだけでなく、より効果的な熱中症対策を実施しています。まず、緊急時の体制整備と周知を行い、熱中症が疑われる場合の手順をポスターで掲示し、全作業員が迅速に対応できるようにしています。次に、作業員の健康管理と指導も重視しています。定期的な健康状態チェックを行い、熱中症が発生した際の応急処置訓練も実施しています。

さらに、WBGT(湿球黒球温度)値に基づいた作業時間の管理を行い、45分作業した後に15分の休憩をとる方法を採用しています。そして、作業員が利用できる飲料水や塩分補給用品も常備されており、コンパクトな応急処置用品が各現場に配置されています。

緊急対応のトレーニング



また、日鉄物産システム建築では、熱中症の発症時に関する救急措置訓練も行っています。東京本社や中部支店において、専門の講師を招き、実際のシミュレーションを通じて緊急時における適切な対応を学びました。この取り組みによって、社員は自信を持って緊急対応が行えるようになり、安全意識の向上を図っています。

企業の安全意識



日鉄物産システム建築の安全品質グループ長、砺波大和氏は、「ちるちるハッピータイム」に関して、「酷暑の中で働く作業員にとって、この取り組みがホッと一息つくオアシスとなり、作業への活力につながってほしい」と期待を寄せています。導入してから各現場から好評を得ているこの取り組みは、来年度のさらなる進化を目指して、現場担当者や協力企業へのアンケートも行う予定です。

お問い合わせ先: 日鉄物産システム建築株式会社 営業管理センター
メールアドレス: koho@nst-sumisys.co.jp



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