INDEE Japanが提案する新たな実践メソッド『JOBSメソッド® 2.0』
イノベーションを推進するコンサルティング会社、INDEE Japan(インディージャパン)は、クレイトン・クリステンセン氏によって提唱された「ジョブ理論」を基にした新たな手法『JOBSメソッド® 2.0』を発表しました。この新しいメソッドは、2025年5月からの提供を予定しており、約10年ぶりの刷新となります。
ジョブ理論とは?
ジョブ理論は、顧客が自身の「ジョブ」を解決するために製品やサービスを「雇う」という考え方です。この理論は、顧客の本質的なニーズを掘り起こすことに寄与するもので、特に企業や組織が価値ある創造活動を行うための指針として高く評価されています。しかし、実務への応用が難しいとされるため、INDEE Japanはその理論が単に理論に終わらないよう、実践的で活用しやすい形に落とし込みました。
『JOBSメソッド® 2.0』の全貌
今回の『JOBSメソッド® 2.0』は、顧客の深い理解と価値提案を実現するための活動を支援するために設計されています。主な構成は以下の通りです:
1.
インサイト獲得活動
独自の事業機会を生み出すための活動です。ジョブインタビューやエスノリサーチの方法論を駆使し、顧客の声を深く掘り下げます。
2.
JOBSフレームワーク
顧客の「ジョブ」を明確に捉えるための基本的なフレームワークです。4つの観点からジョブを分析し、仮説を立てる手助けをします。
3.
実践ツールキット
ジョブ定義文、ジョブツリー、行動変容力分析等、ビジネスに直接的に活用できる多様な道具を提供します。これにより、顧客のインサイトを具体的なビジネスの形に変換できるようになります。
4.
価値提案手法
顧客ジョブの情報を事業としての提案に変換するための考え方を体系的に整理します。これにより、実践力をさらに高めることが可能になります。
今後の展開とイベント情報
INDEE Japanは『JOBSメソッド® 2.0』の普及を目指し、様々な取り組みを行っていきます。まず、企業のニーズに合わせてカスタマイズ可能な社内研修を実施し、実践的なスキルの習得を支援します。
さらに、マーケティングや研修会社に対するライセンスの提供も計画しており、より多くの現場でこのメソッドを活用可能な環境を整えるつもりです。最終的には、2025年6月に『ジョブ理論を実践する「JOBSメソッド® 習得 1Dayセミナー」』を開催予定です。
このセミナーでは、JOBSメソッドの基本や新たに追加された各種ツールを実践しながら学ぶことができます。興味のある方はぜひ参加をご検討ください。
詳細は、
こちらから申込みできます。セミナーは、実際の事例を用いてチームでの実践を通した理解促進が図れます。定員は15名と限られているため、早めの申し込みをお勧めします。
INDEE Japanは、今後も国内外でのイノベーション支援を続け、企業の成長に貢献してまいります。私たちの取り組みにご注目ください!