岡山大、国連訪問
2025-06-21 14:34:18

岡山大学が国連世界観光機関を訪問、アクセシブル・ツーリズムへの連携提案

岡山大学が国連世界観光機関を訪問



2025年5月27日、国立大学法人岡山大学の横井篤文副学長と池谷航介准教授が奈良市にある国連世界観光機関(UN Tourism)アジア太平洋地域事務所を訪れ、アクセシブル・ツーリズムに関する協力の提案を行いました。この訪問は、持続可能な観光地づくりとインクルーシブツーリズムの推進を目的としており、地域の特性を生かした観光施策の実現に向けた重要なステップとなります。

持続可能な観光と岡山大学の取り組み



岡山大学は、日本における持続可能な開発の推進を担う教育拠点として、国際的な基準に基づいた観光施策の実施に尽力しています。特に、世界遺産地域におけるアクセシブル・ツーリズムの推進に力を入れており、これに関連するアウトドア・バリアフリー事業計画など複数の取り組みを展開しています。

池谷准教授は、この訪問の中で本学のユネスコ副チェアとしての役割を強調し、最近のアクセシビリティに関する施策を詳細に説明しました。彼の説明を受けて、UN Tourismでは「持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO)」や、自然エリアにおけるアクセシビリティの確保に関連する成功事例集も紹介され、双方の意見が交わされました。

世界観光倫理憲章に基づく連携の提案



岡山大学の横井副学長は、1999年に採択された「世界観光倫理憲章」に基づく持続可能な観光施策の推進を提案しました。特に、地域の文化や自然を尊重しつつ、誰もが楽しめる観光や学習の機会を提供することが強調されました。大宅千明副代表からは、国連機関の活動を社会全体に浸透させる重要性が示され、双方での連携への期待が寄せられました。

岡山大学の未来への取り組み



岡山大学は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、教育を通じて地域と国際社会とのパートナーシップを強化しています。持続可能な観光施策やアクセシブル・ツーリズムの促進は、その一環として位置づけられています。今後も、地域に根ざした研究・教育を通じて、世界に誇れる研究大学を目指して取り組んでいく予定です。

大学が持つ教育資源や地域との協力関係は、持続可能な観光地を築くために欠かせない要素です。岡山大学が展開する数々のプロジェクトは、ただ観光に限らず、地域の持続可能な発展に寄与するものとして大いに期待されています。

岡山大学の今後の活動や進展についても、引き続き注目していきたいと思います。地域と共に成長し、持続可能な未来を目指す岡山大学の挑戦は、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。


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