工芸都市高岡クラフトコンペティション2025とは
2025年度の「工芸都市高岡クラフトコンペティション」の作品募集が開始されました。これは、日本最大級のクラフトイベントとして、全国から優れた作品を集めて称えるもので、今回で37年目を迎えます。1986年のスタート以来、高岡は銅器や漆器などの伝統的な工芸品を生産する地として知られ、新たな才能を発掘する場でもありました。
新たな取り組み
今回は、作家と企業を繋ぐ商談会を新たに実施し、受賞作品への協業支援を強化します。これにより、より多くの作品が市場に出回ることを目指しています。さらに、ビエンナーレ化により、商品開発のための期間も増やされ、クオリティの高い商品が期待されます。
展示会のスケジュール
入選した作品は10月に高岡展、12月には東京展で公開され、予約販売も行われる予定です。高岡展では、地域ならではの多様な作品が一堂に会し、東京展では受賞作品が特に注目されます。
日時:2025年10月17日(金)〜19日(日)
場所:御旅屋セリオ(富山県高岡市)
日時:2025年12月18日(木)〜27日(土)
場所:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区)
優れた作品を集めよう
このコンクールでは、金属、漆、ガラス、テキスタイル、家具など、さまざまなジャンルの作品が求められています。国内のクラフト作家やデザイナーを対象に、未発表か過去2年以内に発表された作品を募集します。特に、商業展開が可能なものが望ましいとされています。
応募要項
- - 応募期間:2025年3月3日(月)〜7月24日(木)23:59まで
- - 応募費用:1次審査5,000円、2次審査5,000円(1次通過者のみ)
- - 対象者:個人事業主、工芸作家、クラフト作家、プロダクトデザイナーなど
詳細は公式ウェブサイトを参照してください。
工芸都市高岡クラフトコンペティション2025では、今後、多くの素晴らしい作品との出会いが期待されます。
審査と支援
各界の審査員が集まり、入賞作品を選考します。商談会を通じて、気になる作品の作家が地元企業と協業を築く機会も増え、地域のものづくりの活性化が期待されます。
高岡市は、このコンペティションを通じて伝統工芸の魅力を再発見し、新たな創造への挑戦を続けます。あなたも地域の工芸を支援し、未来のクラフトシーンに参加してみませんか。