日本ベネックスが新たな太陽光発電所を運転開始
兵庫県の尼崎市にて、株式会社日本ベネックスが新たに太陽光発電所を運転開始しました。この発電所の名称は「ベネックス尼崎ソーラーポート」。三井不動産が開発した「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)尼崎Ⅰ」の屋根に設置されたこの発電所は、出力1,295.1kWという規模を誇っています。
発電所の概要
「ベネックス尼崎ソーラーポート」には、2,106枚の太陽電池モジュールが取り付けられており、年間の予想発電量は約1,535,000kWhです。これは、おおよそ一般家庭512世帯分に相当します。この発電所の特徴的な点は、発電した電力はまず「MFLP尼崎Ⅰ」内で消費され、余った電力はFIP制度を通じて外部に売電されることです。
発電所のフォーマット
- - 事業主: 株式会社日本ベネックス
- - 所在地: 兵庫県尼崎市
- - 出力: 1,295.1kW (DC)
- - 年間予想発電量: 約1,535,000kWh
- - パネルメーカー: トリナソーラー
- - PCSメーカー: SUMGROW
- - FIP運転開始日: 2025年6月25日
環境への貢献
これにより、日本ベネックスの自社発電所は合計48件となり、その総出力は約63.6MWに達しました。特に、物流施設の屋根を借りての太陽光発電所は31件を数え、合計出力は約54.6MWです。日本ベネックスは、太陽光発電の建設や運営を通じて、持続可能な社会の実現に寄与していく姿勢を強調しています。
日本ベネックスの背景
日本ベネックスは、長崎県諫早市に本社を置き、創業から67年の精密板金加工の経験を活かして再生可能エネルギー事業に参入しました。2012年以降、この領域での活動を本格化させ、「いい仕事を、しつづける。」をテーマに新たな価値を創出する企業として成長しています。現在、2社のグループ企業を持ち、約200名の従業員が関与している同社の事業の一環として、環境エネルギー事業にも力を入れています。
まとめ
「ベネックス尼崎ソーラーポート」の稼働は、日本ベネックスが再生可能エネルギーの普及を通じて、より良い未来の実現を目指す重要なステップです。この発電所の運営を通して、同社は持続可能なエネルギー社会の構築に向けた取り組みを強化していくでしょう。国内外での成功を見据え、今後の活動に大いに期待が寄せられます。